本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

76歳と67歳の男女最年長サブ3.5ランナー 秘訣は「月間400kmと週1回若者とスピード走」

2024年9月11日


2023年度のフルマラソン完走者のうち上位12.2%(約8人に1人)にあたる「サブ3.5」(3時間30分切り)。発売中のランナーズ10月号では、各種データや専門家の意見など様々な角度から徹底的に掘り下げる「サブ3.5」大特集を掲載しています。

2023年度1歳刻みランキングの最年長サブ3.5達成者は男性は76歳1位(3時間17分57秒)の財前廣和さん(佐賀)、女性は67歳1位(3時間18分25秒)の森下多恵さん(岡山)。2人がオンラインでトレーニングやサブ3.5の秘訣などを語り合った「最年長サブ3.5対談」から、一部を抜粋してご紹介します。


********

財前 森下さんは学生の時から走っていたんですか?

森下 いえ、全く運動経験はなくて、54歳から走り始めました。スポーツクラブでよく泳いでいたんですが、そこで知り合った人にマラソン大会に誘われたのがキッカケです。

財前 僕は定年退職して時間ができたタイミングで、さが桜マラソンに挑戦してみようと65歳から走り始めました。2019年、71歳の時に出した3時間2分40秒が自己ベストです。

森下 私は昨年のおかやまマラソンで出した3時間18分25秒が自己ベストです。

編集部 お2人とも若くて速い人たちと一緒にスピード練習をしているそうですね。

財前 今年の5月からトラックでスピード練習するクラブに混ぜてもらうようになりました。これまでも1km×8本など、ひとりでやっていたのですが、自己満足になっているんじゃないかと思ったからです。小学生や中学生の子と一緒に走って、若いエネルギーをもらっています。メニューは1500m+600m+400m+300mなどです。

森下 私は毎週水曜、息子と同じくらいの年齢の方と一緒にトラックでスピード練習をしています。メニューは2km速いペース+1km遅いペースを繰り返す変化走や1000m×8本など毎週変わります。

編集部 3時間30分切りのための秘訣はありますか。

財前 自分なりの考えですけど、一般市民の私はスピードがないから最低月400kmは走らないといけないと思っています。あと最低週1〜2回はスピード練習をしないといけないと思っています。

森下 私も同じ。人によっては月200kmでも3時間30分を切れる人はいると思いますけど、私は400kmくらい走らないと脚ができない気がして、400km走ると決めています。それから、私もスピード練習を継続的にやらないといけないと思っています。


********


ランナーズ10月号では、互いのスピード走以外の日のトレーニングや筋トレ、出場レースについても語っています。
また特集では下記のコンテンツでサブ3.5を徹底分析しています。ぜひご覧ください。

◎ 参加資格3時間30分以内、優先エントリーetc…
 サブ3.5達成で見える世界が変わる!
◎ 全日本マラソンランキングでみる「サブ3.5」データ集
◎ アンケート結果から見えたサブ3.5ランナー像
◎ アンケートから導き出したサブ3.5達成メニュー
◎ 多数のランナーをサブ3.5に導いたコーチが分析
 「どんなランナーであれば果たせるのか」
◎ 科学でわかるサブ3.5の価値
◎ 1歳刻みランキング男女最年長サブ3.5対談
◎ 62歳走るフリーライターが綴る「サブ3.5への憧れ」



ランナーズ11月号 9月20日発売!


「10月の走り込み」効果倍増法を伝授
あなたは走行距離を「コツコツ増やす」or「ドカッと増やす」?

10月の走り込みは、11~12月のフルマラソン快走につながります。あなたは日々の走行距離を少しずつ延ばす「コツコツ派」? それとも休日やロング走の距離を一気に延ばす「ドカッと派」? 本特集ではそれぞれのメリットやお勧めメニューを伝授します。

必ず見つかる、あなたにピッタリの
“走り込みシューズ”

メーカー17社がお薦めする最新の “走り込みシューズ” 17足をご紹介。「スピードを上げて走りたい!」「脚力を強化したい!」「ふんわりクッションで走りたい!」の3つのニーズに分けました。あなたにピッタリの一足をぜひ探してみてください。

俊足女子ランナーの
簡単には真似できない(!?)走り込み法

東京の老舗ランニングクラブ「多摩川サブスリーをめざす会」の俊足女子ランナー5人が集まり座談会が開催。「毎日二部練習」「週7回ポイント練習」など、簡単には真似できない(!?)それぞれの走り込み法を語り合いました。



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ