本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

「陸上部員と一緒に朝練習」でサブスリーを達成! 日本薬科大学の"走る学長"

2024年4月25日

陸上部員たちと朝練習を行う都築稔さん(右端)

陸上部員たちと朝練習を行う都築稔さん(右端)


近年、白熱する箱根駅伝出場権争い。その中でも、昨年の予選会19位で、本戦初出場を目指す日本薬科大学は、「学長」自らが陸上部の強化に携わるだけでなく、部員と一緒に朝練習を行うという、非常に珍しい大学です。

部員とともに走る学長は、都築稔さん(50歳)。東京大学で庭球部(テニス部)に所属し、卒業後はサントリーに就職。交際していた奥様が日本薬科大学を運営する都築グループの家系だったため、「寿退社」。結婚後は東京大学大学院農学生命科学研究科で博士課程を修了(農学博士)。2005年に日本薬科大学副学長となり、2023年から学長に就任しました。

同大学は2013年の陸上部創部に合わせて医療ビジネス薬科学科スポーツ薬学コースを設置、校内にクロカンコースを整備するなど体制を整えました。都築さんはこれらに中心的に関わり、時には部の指導者探しに奔走。留学生の勧誘に自らケニアも訪れています。

2003年のホノルルマラソンで初マラソンを経験(4時間26分)していましたが、本格的に走るようになったのはコロナ禍の2020年。部の成績が徐々に上向く中、「口を出すだけでなく一緒に走ろう」と朝練習に加わるようになり、以後は現在まで週3回程度参加しています。ペースアップする中盤以降に集団から離されてしまうこともありますが、「一緒に走ると選手のパーソナリティや調子が分かる」といいます。
すると、2022年の東京マラソンで3時間3分9秒の自己ベストを出し、今年3月の東京マラソンでは2時間59分24秒の初サブスリーを達成。自身の走りで部員たちへエールを送りました。

現在発売中のランナーズ6月号から、都築さんが綴る連載「走る学長 箱根駅伝への道」がスタート。どんな思いで、どのように部を支えているのか、ぜひお手に取ってお読みください。



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ創刊50周年記念号 11月21日発売!



1976年2月に創刊したランナーズは、おかげ様で50周年を迎えました。ランナーのみなさま、ご愛読ありがとうございます。
今号は50周年を記念し、ダブル表紙の特別版でお届けします。

当社50年の歴史から振り返る日本ランニング界、50年間の挑戦史

女性ランナーの増加から競技選手の活躍、都市型マラソンの拡大など、日本ランニング界50年の歴史を20ページにわたって掲載します。

◎日本の市民ランナーを速くした50年分のトレーニング
「ハードだけど実践してみたい」。そんな気持ちを抱いてもらえることを目指して紹介してきたトレーニングの中から、30のトレーニングを厳選しました。

◎広告から見るシューズ・グッズ50年の進化
過去50年間のランナーズに掲載された広告からグッズ進化の歴史をたどります。

◎創業者インタビュー「ランニングの世界はまさに多様性」
いかにして当社は立ち上がり、日本の市民ランニング界と歩みを共にしてきたのか? 当社創業者の橋本治朗氏に現代表取締役社長の黒崎悠がインタビューしました。

特別付録 ランナーズダイアリー2026

2026年のダイアリーは50周年特別版。50周年メモリアルコラム「忘れられないトレーニング」として、往年の名ランナーのトレーニングを掲載しています。読んで書いて、1年間日々のお供にご活用ください。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ