ニュース・記事
ランナーズonline
RUNNERS ONLINEオリンピック初代金メダリストのベノイトさんが東京マラソンでWMMを全制覇
|
1984年ロサンゼルスオリンピックで初採用された女子マラソンを2時間24分52秒で制し、初代金メダリストとなったジョーン・ベノイト・サミュエルソンさん(66歳)が、3月3日の東京マラソンを3時間38分37秒で完走し、アボット・ワールドマラソンメジャーズ(WMM)6大会をすべて走破しました。
1957年生まれのベノイトさんは金メダル獲得後も結婚・出産を経て走り続け、アメリカ国内のオリンピック代表選考会には1996年アトランタ、2000年シドニー、2008年北京と、50歳になるまで参加しています。自己ベストは1885年にシカゴで出した2時間21分21秒(当時の世界歴代2位)で、62歳だった2019年のベルリンマラソンは3時間2分21秒で完走しています。
そのベノイトさんが東京マラソン翌日、本誌のインタビューに応じてくれました。
「WMMのシックススター(6大会完走記念メダル)を獲得できてうれしく思っています。娘とともに挑戦してきて、そのストーリーを伝えたいと考えていましたが、昨年は足首をケガして東京に出られませんでした。ロサンゼルスオリンピックから40年経った今年、やり残していたことが達成できて良かったです。東京はいいコースでしたが、人が多すぎて沿道の景色はよく見えませんでした。見えるのはとにかく人、人、人でした!」
3月22日発売のランナーズ5月号ではベノイトさんのインタビュー記事を掲載し、最近のランニング事情や今も走り続けている理由、速くなるために大切なことなどを紹介する予定です。
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ2月号 12月20日発売!
記録向上を追い続けるランナー必読
「走歴10年の壁」はなかった!
これまで、弊誌も含めて多くの本などで「走歴10年の壁」説が語られてきました。しかし、今回ランナーズが実施したアンケートでは、走歴10年以上でも初サブスリー、サブ3.5、サブフォーを達成している人がかなりの割合でいることが判明。その理由とともに、10年以上走り続けているランナーが記録を伸ばすために必要なことを取材しました。
フル快走に効く「年末年始ドカ走り」
年末年始は普段よりも時間を作りやすい時期。特に今年の夏は猛暑が続き、ロング走が不足して秋のフルは思ったように走れなかった……というランナーに、年末年始「3日間で60km」の “新・ドカ走り” を新提案。この冬の練習計画にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
箱根駅伝ここに注目!!
【インタビュー】國學院大・前田康弘監督/東大大学院・古川大晃さん
1月2~3日に開催される第101回箱根駅伝の注目は、初優勝と “大学駅伝3冠” がかかる國學院大。さらに「関東学生連合チーム」には、本誌でもおなじみ29歳の東大大学院生・古川大晃さんがメンバー入り。
國學院大の前田康弘監督と古川さんにインタビューしました。
本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。