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RUNNERS ONLINEアメリカ五輪選考会でママさんランナー上位3人にボーナス約75万円 世界では速いママが急増中!?
&Motherホームページより |
2月3日(土)に米フロリダ州オーランドで開催されたアメリカのパリ五輪マラソン選考レース「the 2024U.S. Olympic Team Trials」で、ママさんランナー上位3人に各$5,000、日本円にして約75万円(※1)のボーナスが贈られました。
このボーナスは、ココナッツウォーターブランド「Vita Coco」が、ニューヨーク・シティマラソンで授乳中のママさんランナーへのサポートも行っていた「&Mother」に寄付した$15,000の助成金によって賄われるといいます。
Vita Cocoのソーシャル・インパクト&サステナビリティ・プログラム・ディレクターのジョン・トラン氏は、「私たちは、世界中の働く母親たちが直面する賃金格差に直接対処する方法として、&Motherと提携したいと考えました。子育てと両立させながら最高レベルの結果を出している女性たちにボーナスを支給すること以上に、良い方法があるでしょうか?」とコメントしています。
今回このボーナスを受け取ったのは、4人の子の母であるサラ・ホール選手(2時間26分6秒、5位)、第2子出産後わずか10カ月で今回のレースに出場したマケンナ・マイラー選手(2時間26分14秒、7位)、2児の母で非常勤の看護師・麻酔科医のサラ・セラーズ選手(2時間30分17秒、14位)でした。
アメリカでは22年1月に2時間19分12秒のアメリカ女子マラソン記録(※2)をマークしたケイラ・ダマト選手も2児の母。
また、12月3日に開催されたバレンシアマラソン(スペイン)では記者会見に出席した4人の女子招待選手はいずれもママさんランナーで、2時間15分51秒で優勝したウォルクネシュ・デゲファ選手は第2子出産後5カ月(レース当時)での偉業でした。
世界的に、子を持つ母であると同時にトップレベルで活躍するママさんランナーが増えているといえるのではないでしょうか。
※1 2月19日時点のレート
※2 現在のアメリカ記録は22年9月にエミリー・シッソン選手がマークした2時間18分29秒
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