本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

駅伝シーズンに新作シューズが続々登場! ランナーズ編集部がはいた感想をレポート

2023年12月27日

FAST-R NITRO ELITE 2の発表会にはコニカミノルタの米満怜選手が出席。「はいた瞬間に、キター! と思いました。最高のシューズです」と絶賛

FAST-R NITRO ELITE 2の発表会にはコニカミノルタの米満怜選手が出席。「はいた瞬間に、キター! と思いました。最高のシューズです」と絶賛


年末年始は駅伝シーズン。12月には中学、高校、大学女子の全国大会が、1月の三が日にはニューイヤー駅伝と箱根駅伝が開催されます。この時期に合わせてスポーツメーカー各社が新作シューズを発表しており、ランナーズ編集部員も発表会に参加してきました。

11月30日に発表されたのはプーマの「FAST-R NITRO ELITE(ファーストアールニトロエリート)2」。ミッドソールに内蔵されたカーボンプレートがつま先でむき出しになっている構造で、前作と比べて反発性が46%向上しているそうです。

同社の説明によれば前作よりも「フルマラソン3時間30分のランナーは平均2分30秒、2時間30分のランナーは平均1分24秒のタイム短縮が可能」とのことです。

12月8日はミズノが「WAVE REBELLION(ウエーブリベリオン)」シリーズの新作を発表。トップランナーの着用を想定して開発された「ウエーブリベリオンプロ2」は、ミッドソールの中足部を厚くすることで、足が着地した際にかかとが地面に着かない構造が特徴です。

「国内外のトップランナーから市民ランナーまで多くのフィードバックを受けて作られたのがこのシューズです」とグローバルフットウエアプロダクト本部の青井俊輔さん。前作よりも中足部の厚みを増やすことで、キロ3分より速いペースでもスムーズに走れるようになったそう。よりスピードが出せるシューズに仕上がっています。

また、アンダーアーマーも12月20日に「UAベロシティ エリート2」を発表しました。ミッドソール前足部の高反発素材「PEBAX(ぺバックス)」を20%以上増量しています。

「ソールは反発性を高めるためにあえて増量しています。前足部が沈み込む分も計算してオフセット(前足部とかかとの高低差)を8mmから2mmに変更し、安定性と効率性を高めました」とアンダーアーマー担当のドーム商品企画・藤井雅義さん。

実際にUAベロシティ エリート2をはいて走ってみると、スピードを上げるほどシューズによって「グン!」と身体が押し出される感覚が強く味わえます。前作よりもソールの厚みを感じ、クッション性も増しています。

一方、ウエーブリベリオンプロ2は中足部の分厚いミッドソールによって構造的にかかとが着けないため、次の一歩が素早く踏み出せました。シューズに走らされるかのようにスピードが上げられるのが特徴です。

また、FAST-R NITRO ELITE 2はクッション素材が柔らかく、雲の上を走っているかのような感触。反発力も非常に強く、前作と履き比べたところ、今作の方が速いペースで走ったにも関わらず、脚筋の疲労度は少なかったです。

正月の駅伝でも各社のシューズが注目を集めそうです。


ミズノのウエーブリベリオンプロ2

ミズノのウエーブリベリオンプロ2

アンダーアーマーのUAベロシティエリート2

アンダーアーマーのUAベロシティエリート2



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ