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RUNNERS ONLINEコースを一新して5年ぶりに開催 東北・みやぎ復興マラソン2023
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11月5日(日)、コースを一新して5年ぶりに復活した東北・みやぎ復興マラソン2023は、仙台市の弘進ゴムアスリートパ―ク仙台前をスタートし、名取市文化会館前にフィニッシュする、仙台市を走る初の公認フルマラソンとして開催されました。
東北・みやぎ復興マラソンは、被災地の復興に寄与することを目的に2017年から始まりました。19年は台風19号の影響で中止となり、20~22年はコロナ禍のためオンライン開催に。リニューアル後は「記憶の風化防止」「被災地への経済的支援」という大会コンセプトに「減災・防災の発信」という新たな柱が加えられました。コースの約4分の3が東日本大震災の津波の浸水域。コース沿いには震災遺構や慰霊碑があり、16km~25kmは、堤防機能を持つ道路として整備されたかさ上げ道路(東部復興道路)を走りました。
福岡から参加した消防士の黒瀬詔之さん(39歳)は、
「震災当時、同期が消防士として派遣されました。自分は派遣されなかったのですが、一度は来ておきたいと思い、初マラソンにこの大会を選びました(3時間45分56秒で完走)」
レースは、スタート直後から飛び出し独走した招待選手の川内優輝選手が2時間11分48秒の大会新記録で優勝しました。
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大会結果
東北・みやぎ復興マラソン2023
11月5日(日)
フルマラソン出走数 8,127人
フルマラソン完走数 7,723人
男子優勝 川内優輝 2時間11分48秒(大会新記録)
女子優勝 薄井身之 2時間51分6秒
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