ニュース・記事
ランナーズonline
RUNNERS ONLINE【坂道を楽しもう 04】下りは「度胸をだして」ブレーキをかけない走り方に!
|
坂道の走り方は技術が重要。
特に下り坂の場合は「無駄なことをしない」が鉄則です。
典型的な「無駄なこと」とは、ブレーキをかけるようにかかとから着地する走り方。
恐怖心から腰が引けた姿勢だとこうなります。
一歩ごとに太ももの筋肉を使ってブレーキをかけることになるので、スピードが出ないだけでなく、脚とひざに余計な負担がかかり疲労度が増します。
ブレーキをかけない「度胸をだせる」4つのポイント
1.目線は遠くに
目線を足元よりももっと先に置くことで、先回りで脳に情報が送られ、身体の反応力が増します。
2.肩甲骨を狭める
上りのときと同様、肩甲骨を狭めるようにすると骨盤が前傾しやすくなります。
ブレーキとなるかかと着地を予防し、スピードを殺さない脚運びにつながります。
3. こぶしの位置を下げる
手の位置を低くすることで重心が下がり、姿勢が安定します。
また心理的な恐怖心も和らぎます。
4. 足はパンパンと音を立てる意識で着地
かかとブレーキをかけず、シューズの足裏全体で着地するイメージで
体重が重い人はピッチを上げよう
体重が重い人は、下り坂ではより一層、脚への負担が大きくなります。
そのためピッチ走法で、着地回数を増やすことで、脚への負担を分散し、軽減するといいでしょう。
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ3月号 1月22日発売!
解決します!
「どうしても、サブフォーができない」
2023年度の全日本マラソンランキングでは、サブフォーランナーは全完走者のうち27.4%にあたる8万6815人。ジョギングだけで達成してしまう人がいる一方、ロング走やスピード練習をして走り込んでいるのに、届かないランナーもいます。そんな「努力しているのにサブフォーができないランナー」がどうすれば4時間を切ることができるのかを、専門家やコーチの協力のもと解決します。
特別寄稿
マラソンの「30kmの壁」の正体 「エネルギー枯渇説」よりも「脳がかけるブレーキ説」
フルマラソンを走るランナーであればほとんど誰もが聞いたことのある言葉であろう『30kmの壁』について、内科医でサブスリーランナーの北原拓也先生がYahoo!ニュースでそのメカニズムをまとめた記事を発表し、大きな反響がありました。それを受け、本誌では北原先生にさらに詳しく加筆をしていただいた記事を掲載します。
走って輝く人生100年時代
91歳の現役ランナーが語る「マラソンは究極の人生の目的」
2023年度全日本マラソンランキングの最高齢ランナーである北畑耕一さん(91歳)は伊藤忠商事を経て外資系日本法人の代表を歴任、退職後に74歳で走り始め、これまでにフルマラソンを32回完走。2024年は国内外で3つのフルマラソンを完走しました。
90歳を過ぎてもフルマラソンを走り続ける活力の源を探りに、編集部が北畑さんのある一日に密着しました。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。