本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【坂道を楽しもう 03】坂道ランは技術! 練習すれば必ずうまくなる

2023年5月19日


坂道の走り方は、体力という要素以上に技術が重要です。
「走りの技術」でパフォーマンスに大きな差が出る場面は、坂以外ないと言ってもいいくらい。
フルマラソンのタイムがほぼ同じでも、坂道が上手な人と下手な人とでは、峠走などをやると最大キロ1分もの差がでることさえあります。

「上りはきついから嫌い」「下りは怖いから苦手」といった声をよく耳にしますが、「技術」ですから練習次第で確実にうまくなります。
「坂道は苦手」と避けていた人ほど伸びシロがあり、取り組むメリットも大きいと言えます。


上り坂は5つのポイントを守れば我慢できる!

上り坂の場合、ふくらはぎの小さな筋肉を使って走ると、すぐに筋肉が悲鳴を上げます。
上りでは、より「我慢ができる」走り方が重要。
そのためには、疲れにくいお尻まわりの大きな筋肉を使った走り方を目指します。
ポイントは以下の5点です。

1.目線は前に
きついからと目線を落とすと猫背になり、呼吸が苦しくなって地面に力を伝える推進力もダウンします。

2.肩甲骨を狭める
左右の肩甲骨を寄せるように狭める意識をもつと、上体が起きて骨盤が前傾し、お尻まわりのパワーを地面に伝えやすい姿勢に自然となれます。
本当にきつい場面では、このポイントを意識するだけで効果大です。

3.腕振りをコンパクトに
平地よりも、若干ピッチを速めて上るのがポイント。
そのため腕をしっかりと曲げ、腕振りをコンパクトにすると、脚運びが楽になります。

4.足首は直角をキープする意識で
足首を伸ばさず固定する意識をもつだけで、ふくらはぎの小さな筋肉に頼らない脚運びにつながります。
(実際にはどうしても直角以上になりますが、こういう意識づけが重要)

5.足裏全体で地面をプッシュ!
前出の「足首を直角キープする意識をもつ」にも関連しますが、上り坂の地面に対して、つま先だけでなくかかとまで着けて足裏全体でしっかりプッシュすることで、お尻まわりの筋肉を使って走れるようになります。


※月刊ランナーズより抜粋




ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ