ニュース・記事
ランナーズonline
RUNNERS ONLINE【坂道を楽しもう 05】坂走りの記憶をすり込もう! 坂に強くなるための4つの習慣
|
「坂道が大好き」になり「起伏の多いレースが楽しくなる」には、坂を走った記憶をすり込むことが重要です。
上り坂で生じる「筋肉や心肺機能への負担」、下り坂で生じる「恐怖感」といったストレスを繰り返すことで耐性が高まります。
今回は坂への耐性を効率的に上げるため、坂練習のときのポイントと、平地でもできるちょっとした練習を紹介します。
習慣づけることで、レース本番の坂で「頑張れる」「気持ちよく走れる」ことにつながります。
坂に強くなるための4つの習慣
●理想は週1回、坂道を走る
まずは坂道を走る頻度を上げることが重要です。
「なるべく坂道の多いコース」をつくって、できたら週1回、少なくとも2週間に1回は走ること。
家のまわりに坂が少ないという場合は、あえて「橋や歩道橋を走る」「河川敷の土手をかけのぼる」などの工夫をしましょう。
こういった小さな坂や階段は、平地でも意外とあるものです。
そして同じ坂道コースを走ったときのタイムを測定してみましょう。
どのように走ったら効果的かが見えてきます。
●上り坂は坂の頂上を時折見る
人間はゴールまでの距離がイメージできるほうが頑張れます。
特に長い上り坂の場合は、時折坂の終わり(頂上)を見ることで頑張れるようになります。
●ジョグの後にウィンドスプリント
平地でも坂のためのトレーニングができます。
そのひとつがウィンドスプリントです。
「大きな筋肉を動員できるようになる」という点で上り坂に貢献し、「速い動きのための神経を活性化する」という点で下りに効果があります。
●空いている時間に腕振りを!
「腕振り」を行うことで、上り坂で上半身の筋肉を推進力に使えるようになります。
止まった状態でひじを90°に曲げ、腕をなるべく大きく振ります。
これを100回。週に2回程度やってみてください。
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ2月号 12月20日発売!
記録向上を追い続けるランナー必読
「走歴10年の壁」はなかった!
これまで、弊誌も含めて多くの本などで「走歴10年の壁」説が語られてきました。しかし、今回ランナーズが実施したアンケートでは、走歴10年以上でも初サブスリー、サブ3.5、サブフォーを達成している人がかなりの割合でいることが判明。その理由とともに、10年以上走り続けているランナーが記録を伸ばすために必要なことを取材しました。
フル快走に効く「年末年始ドカ走り」
年末年始は普段よりも時間を作りやすい時期。特に今年の夏は猛暑が続き、ロング走が不足して秋のフルは思ったように走れなかった……というランナーに、年末年始「3日間で60km」の “新・ドカ走り” を新提案。この冬の練習計画にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
箱根駅伝ここに注目!!
【インタビュー】國學院大・前田康弘監督/東大大学院・古川大晃さん
1月2~3日に開催される第101回箱根駅伝の注目は、初優勝と “大学駅伝3冠” がかかる國學院大。さらに「関東学生連合チーム」には、本誌でもおなじみ29歳の東大大学院生・古川大晃さんがメンバー入り。
國學院大の前田康弘監督と古川さんにインタビューしました。
本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。