ニュース・記事
ランナーズonline
【ぽっこりお腹を凹ます!毎日のちょこっと筋トレ 17】走る前の骨盤ウォークで「使える腹筋」にスイッチ!
「走っているのに、下っ腹の『ぽっこり』が戻らないのはなぜ?」…ランニングによって減量がうまくいっている人でも、なぜか「現状維持」されてしまいやすいゾーンが下っ腹。本来、有酸素運動によって身体全体の脂肪やウエストと一緒に凹んでいくはずなのに…! その解決法は、下っ腹を刺激する筋肉の使い方にあり。走る前後の5分程度でできる「ちょこっと筋トレ」で、お腹を凹ます筋肉を目覚めさせましょう!
PART17 「固まりがち」な骨盤周りの筋肉。ランニングでうまく使えるように刺激入れ!
長時間、デスクワーク中心の仕事をしている人、運動不足を自覚する生活を送る人。その多くに共通するのは「股関節や骨盤周辺の柔軟性の低さ」です。
柔軟性の低い、そのままの身体で走り続けているとどうなるのか…?と言えば、臀部やハムストリングスなどの大きな筋肉をうまく使った走りではなく、末端の小さな筋肉であるふくらはぎを酷使して走ることになりがち。つまり、ランニングエコノミーの低下やレース後半の脚の攣りやすさ、ケガなどを引き起こしやすくなってしまうのです。
トレーニングをしていく中で起こるトラブルには、「治療、ケア、故障予防」はワンセットで大切なもの。なかでも、身体の仕組みや動きに無意識にならず、今どこを動かして、どこに効いているのか?といった「身体意識」を高めることは、うまく自分の身体と付き合っていくうえでとても大切です。
それは「ぽっこり腹」を効率よく引っ込めるためにも必要なこと。むやみに筋トレをするのではなく、今ここを、このために動かしている、効いている!と、「身体を操る」を意識でエクササイズをするよう心掛けてみましょう。
今回紹介するのは、ラン前に行いたい「骨盤ウォーク」エクササイズ。股関節や骨盤周辺をほぐすイメージで実践! 本来もつ腹筋の機能を最大限引き出せるようになるはずです。
◎股関節周辺と腹筋群を徹底意識!
★骨盤ウォークで「ランの時に使いやすい」腹筋に切り替えよう!
|
<やり方>
1.直立します
2.股関節から下は極力動かさず、腰椎から骨盤の左右への捻れだけで、50~100歩歩きます(やりづらければ、その場で軽く足踏みしてもOK)。腕振りと腹筋群の運動が促進され、ランニング時に腹筋群が使われやすくなります。
★ポイント
・腕振りの動きと腹筋群が連動するのを意識すること。脚を引き上げるイメージで行いましょう。
・猫背にならないよう注意!
イラスト/庄司猛
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ7月号 5月22日発売!
やっぱりすごい!!
1歳刻みランキング1位ランナーの「速くなる習慣」
2024年度全日本マラソンランキングの1歳刻みランキングで1位に輝いた47人に「速くなる習慣」を聞きました。超人たちが続ける取り組みには、学ぶべきことが多数。そのまま真似するのは難しくとも、自身のトレーニングに取り入れられる要素があるかもしれません。
大会選びの参考に! DATAで見る日本のフルマラソン
2024年度全日本マラソンランキングの対象92大会を制限時間ごとに大別し、「平均タイムが速い/ゆっくり」「サブスリー/サブフォー率が高い」「ベストタイム採用人数が多い」などの特徴から紹介します。大会選びのヒントになる特集です。
【別冊付録】
日本のフルマラソンに関するあらゆるデータを発表する「全日本マラソンランキング」。メインのコンテンツは「フルマラソン1歳刻みランキング」です。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。