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注目は大東文化大学? まもなく箱根駅伝予選会!!
今年の箱根駅伝には関東学生連合チームの8区に大野陽人選手が出場した(右) |
月刊ランナーズでは「陸上競技の今」と題した連載を掲載しています。
10月10日(月・祝)には、大学三大駅伝のひとつであり、駅伝シーズンの幕開けを飾る「出雲駅伝」が開催されました。
現在発売中のランナーズ11月号では10月15日(土)に開催される箱根駅伝予選会の注目校として大東文化大学を紹介しています。
大東大は、近年、予選会での敗退が続いていましたが、今春、高校駅伝の名指導者が就任しました。
その手腕で選手たちは自己ベストを連発しています。
今回は、本誌掲載の一部を紹介します。
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今年は、東海大学や早稲田大学、明治大学といった強豪校も予選会からの出発となるが、かつての優勝校といえども、本大会の出場権が保証されているわけではない。
箱根駅伝で優勝4回を誇り、1990年度に史上初めて大学駅伝三冠(出雲、全日本、箱根)を成し遂げた大東文化大学も、3年連続で本大会出場から遠ざかっている。
「正直(大東大に)戻ってきたときは、やっぱり予選会の学校だなと感じました」
今年4月に母校の男子長距離監督に就任した真名子圭(まなこ・きよし)氏は就任当時をこう振り返る。
真名子監督は、2012年から昨年度まで高校駅伝の名門・仙台育英で監督を務め、低迷していた同校を再び全国の頂点に導いている。
就任当初の大東大を「ほとんどが高校生に負けるようなレベルの選手だった」と評する。
「みんなで声を出して、ジョグの質を上げていきました」と、結果が出るまでは〝高校生のような練習〟を課した。ポイント練習(強度の高い練習)以外の日は各自でジョグをしていたが、集団で走るようにした。
一方で、夏前まではスピードを強化、夏から距離に対応できる身体づくりを行うプランを立てた。
また、生活面では「地域に愛されるチームになろう」と、これまで以上に挨拶や礼儀などを徹底してきたという。
実はそれ以前にもやるべきことがあった。
「『俺たちは無理かもしれない』とかマイナスな言葉が選手たちから出てきたんです。
それでは、いつまでたっても(箱根の)シード権は獲れないし、予選会だって突破できません。だから、『マイナスなことを口にするのはやめてプラスなことを口にしよう』と言ってきました」
(文/福本ケイヤ)
10月15日の箱根駅伝予選会には月刊ランナーズで連載していた「走る研究室」のメンバーである古川大晃さんが所属する東京大学大学院も出場します。
⇒ 第99回東京箱根間往復大学駅伝競走
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