本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

トピックス

ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

新厚底シューズ発売! アシックスの挑戦

2022年5月12日


4月24日(日)にアシックスがスペイン・マラガで開催した「META: Time: Trials(メタタイムトライアル※)」は、世界各国のアスリート73人が同社の新厚底シューズ「METASPEED+(メタスピードプラス)」をはいて出走。
本誌編集部が現地を取材、アシックスの挑戦をレポートします。

※「META: Time: Trials」は世界陸連公認レース。種目はハーフ、10km、5km)


朝7時40分にハーフマラソン号砲

「National Record!(ナショナルレコード!)」
4月24日(日)午前、スペイン・地中海岸のリゾート地であるマラガ(アンダルシア州)の一角は熱気に包まれていました。
各国からアシックス契約ランナーが集い、晴天の下、市街地の中心部に設定された2.3kmのコースでハーフ・10km・5kmの世界陸連公認レースが開催されていたからです。その名もMETA: Time: Trials(メタタイムトライアル)。

一風変わったこのレースの名前はアシックスが前日に発表した新厚底シューズ「METASPEED+(以下、メタスピード+)」から由来しています。全参加者がこの新厚底シューズをはいて走る、商品PRを主たる目的としたレース。
現地には各国のランニングメディアやSNSでの発信を積極的に行うアシックスフロントランナーのメンバー100人以上が招待され、”情報拡散”体制はバッチリでした。

レース前には様々な人種の選手がひとりずつド派手なマイクパフォーマンスで紹介され、7時40分のハーフを皮切りに10km、5kmの順でスタート。各種目に複数のペースメーカーがつき、参加73人中27人が自己ベストを更新し、4つの国内記録(ナショナルレコード)が誕生しました。

ニューヨーク・シティマラソン王者を母に持つイギリスのエイリッシュ・マッコルガン選手は、女子5kmで同国記録となる14分45秒をマーク。『ランナーズワールド』のサイトには「レースの朝、アラームが鳴ったとき、私はすぐにレースをしたいと感じました。アシックスチームの雰囲気はとてもポジティブでした」というコメントが掲載されています。

レース前日にはメディアを対象にASICS Speed Lab(以下、アシックススピードラボ)が行われ、同社の開発・研究メンバーが新シューズ「メタスピード+」の機能や前作からのアップデートポイントをプレゼンテーション。気になるその内容は下記をご覧ください。


METASPEED SKY+(ストライド型)

【機能】
ストライド型のランナーが、よりストライドを伸ばすことを追求。前作よりもカーボンプレートをフラットな形状とし、ミッドソール内の上部に配置。また、クッションフォーム材「FF BLAST TURBO」を4%増量。これによりプレート全体でフォーム材を圧縮させることで着地後に生じる”反発”がより大きく生み出される。

【製品情報】
・ソールの厚み 34-39mm
・かかととつま先の高低差 5mm
・ミッドソール 28-33mm
・アウターソール 1.5mm
・推定重量(27.0cm) 約205g
・価格 27,500円(税込)


METASPEED EDGE+(ピッチ型)

【機能】
ピッチ型のランナーが、ピッチを調整しながらストライドを伸ばすことを追求。前作と比較し、カーボンプレートの形状をスプーン状としミッドソール内のつま先に向かって下がるような傾斜がついている。地面をける際に、フォーム材を足の前足部へ局所的に圧縮させることで大きな”反発”が得られ、効率的な足運びをサポートする。

【製品情報】
・ソールの厚み 31-39mm
・かかととつま先の高低差 8mm
・ミッドソール 25-33mm
・アウターソール 1.5mm
・推定重量(27.0cm) 約210g
・価格 27,500円(税込)



新シューズ「メタスピード+」やイベント「メタタイムトライアル」の詳細は5月20日発売のランナーズ7月号で12ページにわたり大特集!
本号では「50代からのフルマラソン快走戦略」を特集するほか、「フルマラソン1歳刻みランキング2021」を発表します。

ランナーズ6月号 4月22日発売!


ジョギング中に1kmだけスピードアップ
「毎週1秒」速くなって、秋冬マラソンで快走しよう

「スピード走が重要なのは分かっているけれど、継続できない……」。
こういったランナーに向けて、ランナーズ6月号では「普段のジョギングより1kmだけわずかにスピードアップし、毎週1秒速くなることを目指す」を提案しています。
このトレーニングを続けることがなぜ秋冬マラソンでの目標達成につながるのか、詳しい理論やアレンジ法をご紹介します。

ランニング界を支える
大会"ペースメーカー"に注目

3月17日に開催されたイタリアのローママラソンは主催者曰く「世界一多いペースメーカー」を配置しているのが特徴でした。ペースメーカーはどんな人たちが行っているのか、またペースメーカーが率いる集団で走る際にタイム短縮につながるテクニックなど、様々な角度から考察しました。

4年ぶりに発表!
「全国ランニング大会100撰」(2023年1~12月)

RUNNETの大会評価サイト「大会レポ」への投稿などを基に、日本で開催されている大会の中から100大会を選出する大会100撰を、4年ぶりに実施しました。初選出となったのは14大会。あなたの出場したレースも入っていますか?



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ