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ランナーズonline

3年ぶりにUTMF開催! 富士山麓を駆けるレースに2297人が出走

2022年4月26日

天候に恵まれ、コースからは富士山が望めた

天候に恵まれ、コースからは富士山が望めた


4月22日(金)~24日(日)に「ULTRA TRAIL Mt. FUJI(UTMF)」が3年ぶりに開催されました。今年は22日(金)に静岡県富士市にある富士山こどもの国をスタートし、富士宮、本栖湖、精進湖などを通り、富士北麓の山々を経て山梨県富士吉田市の富士急ハイランド・コニファーフォレストまでの157.9kmを走る「UTMF165k(制限時間44時間)※」と、23日(土)に富士急ハイランド・コニファーフォレストを発着としてUTMF後半の河口湖・山中湖周辺を走る「KAI69k(制限時間20時間)」の2種目で開催。2種目合計2297人が出走しました。
ランナーズ編集部員の梅田が今年新たに作られた「KAI69k(69.4km)」に出走しました。

※UTMF165kは路面および天候状況により165.3kmから157.9kmにコースが一部短縮され、変更に伴い制限時間が1時間短縮になりました。


UTMF後半の山梨県内のコースのみを走る「KAI69k」が新設!

KAI69kは4月23日(土)の午前11時に快晴の空の下スタート。スタート時点で気温が25℃近くまで上がり、日差しがじりじりと感じるほどでした。コース沿いには桜が咲いており、富士山と一緒に見ることができました。レース中はUTMF165kの選手たちと同じコースを走るため、時折エールを交わしながら走りました。

42.7km地点の二十曲峠のエイドステーションを越えたころには日が暮れ始め、ヘッドライトを点けて夜のトレイルへ。ライトなしでは何も見えない真っ暗な道を、前を走る選手のライトや、コース上につけられたマーキングテープを頼りに走ります。約48km地点にある標高1597.6mの杓子山では、岩がゴツゴツとした急な上りがありました。手元をヘッドライトで照らし、岩や木の幹を掴んで上らなければならないほどです。頂上からは山中湖畔の夜景が見え、「やっとここまで来られた」と多くのランナーが記念撮影していました。

私が下山し、富士急ハイランド駅前に来たのは午前0時前。フィニッシュ地点に続く花道では、多くのランナーや選手のサポーターたちが「おかえりなさい」と拍手で迎えてくれました。フィニッシュテープを切った後は福田六花先生とグータッチ。疲労感とともに、大きな達成感がありました(記録は13時間2分32秒)。


大会結果

UTMF165k(157.9km)

出走1808人/完走1470人(完走率81.3%)
男子優勝:西村広和(18時間15分32秒)
女子優勝:宮崎喜美乃(22時間14分15秒)


KAI69k(69.4km)

出走489人/完走419人(完走率85.7%)
男子優勝:甲斐大貴(7時間32分0秒)
女子優勝:吉住友里(8時間12分29秒)


UTMF165k優勝の西村広和選手

UTMF165k優勝の西村広和選手

コース終盤にある杓子山(標高1597.6m)。夜は自身のライトを頼りに走る

コース終盤にある杓子山(標高1597.6m)。夜は自身のライトを頼りに走る


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