本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

【脱常識ランナー】職業はコンビニマネージャー! 39歳で2時間13分16秒の自己ベスト更新

2022年4月15日

写真/青山義幸


常識を覆す結果を出しているランナーを紹介する連載が現在発売中のランナーズ5月号から始まりました。
初回は埼玉県草加市でコンビニ経営に携わる森貴樹さん(40歳)。
箱根駅伝出場などトップレベルでの実績はありませんが、大学卒業後も地道なトレーニングを続けることで、フルマラソンの記録を2時間13分まで伸ばしました。


実績がないから燃え尽きないんです

2021年のびわ湖マラソンで、39歳にして2時間13分16秒の自己ベストを出した森貴樹さんは、妻の両親が経営するコンビニのマネージャーを務めています。
天気を読みながら仕入れ、在庫の管理、10人のアルバイトを回すシフト調整、どこにコストを掛けるかの裁量まですべてを任され、売上げを伸ばしてきました。
そうした中、店舗に出ない夕方など時間を見つけて練習を重ね、市民ランナーとしては破格の力を養ってきました。
ポイント練習に当てているのは水曜日と土日のどちらか。そのスケジュールは2020年春まで勤めていた流通経済大学(及び流通経済大学柏高校)の事務職時代から変わりません。


頑張るな、頑張るなと言うんですから。それは新鮮だった。

高校から陸上競技を始め、成蹊大学で箱根駅伝を目指しましたが、願いはかないませんでした。しかし、卒業前に挑んだ2006年の東京国際マラソンで2時間25分14秒を記録。同年の福岡国際マラソンでは2時間23分50秒まで伸ばしました。
「マラソンは意外に簡単だなと感じたんです。2時間20分はすぐに切れるだろうと」
ところが……。長い間、20分の壁を越えられませんでした。マラソンはそれほど簡単なものではなかったのです。
転機は2011年の秋。流経大で部活の管理もする部署にいたため、箱根駅伝の予選会に足を運びました。
30歳での、そこでの出会いがランニング人生を大きく変えました。
元学習院大学陸上競技部監督で、川内優輝選手を育てた津田誠一さんから声が掛かったのです。学生時代からの知り合いだった津田さんには、2時間20分ならすぐに切らせる自信がありました。
そこから、主に駒沢オリンピック公園(東京)での週末の指導が始まりました。「ずっと一人で練習をしていたので、見ていただけるのはありがたかった」と森さんは感謝します。
と同時に、津田さんの言葉に驚いたといいます。「頑張るな、頑張るなと言うんですから。それは新鮮でした。それまでは、頑張れ、頑張れと言われてきたので」。根本的な思想の転換を迫られたわけです。
当初は「頑張らない」とはどういうことなのかが、つかめませんでした。つい頑張ってしまい、練習の設定ペースを上回りました。
ジョギングでもキロ4分という速いペースで走ってしまう。しかも、首だけ少し前に傾けているだけで、上体が突っ立ったままのフォームだったといいます。
「心を落ち着かせて淡々と同じペース、同じリズムで最後まで走り抜くのは難しかった。ペースを上げたくなってしまう」
衝動を抑えることがマラソンでの成功には欠かせません。徹底した自己管理を強いられます。だから、津田さんは「頑張るな」と繰り返しました。
頑張らないことをたたき込むため、キロ6~7分でゆっくりジョギングをさせ、スピードを上げるメニューでもたとえば1kmを3分40秒というマラソンよりもキロ20秒以上遅い、抑え目の設定でペース走を課しました。



現在発売中のランナーズ5月号では津田さんと共に目標に挑む森さんの姿、そして指導する津田さんが「見るに見かねて声を掛けた」と話す出会いについても掲載しています。


※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ5月号 3月22日発売!


万国共通「走る力は生きる力」

3月2日に開催された東京マラソンは約3万7000人が出走し、海外からの参加者は約1万7000人。2月24日の大阪マラソンには約3万2000人が参加し、海外からのエントリーは約6000人。世界各国のランナーにあなたにとっての「走る力は生きる力」をインタビューしてわかったことは、言葉や文化が異なっても、ランニングを通じて前向きな人生を切り開いていることは万国共通、ということでした。

40年連続サブスリー達成者に川内優輝がインタビュー

今年2月の別府大分マラソンを2時間59分27秒でフィニッシュし、40年連続サブスリーを達成した日吉一郎さん(当時59歳)に、マラソン2時間20分以内で100回以上走破し、ギネス記録保持者である川内優輝選手がインタビュー。「なぜこれほど長い間継続できたのか」を聞きました。

世界のレジェンドたちに聞いた! 
加齢に打ち克つ究極の「My Training」

年齢を重ねても走り続けるレジェンドランナーたちはどのようにして衰えを克服し、マラソンで高いパフォーマンスを維持しているのでしょうか。今号に登場するレジェンドたちの「マイトレーニング」を紹介します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ