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今宵、オクトーバー王者のBarで酔いしれよう。
会員制バー「Bar Dio Nile」のマスターである山田さん |
今年のオクトーバーラン&ウォークで1951km走って優勝したのは山田裕亮さん(54歳)。山田さんは高校(夜間学校)卒業後にBarの世界へ。バーテンダーそしてランナーとしての人生をご紹介します。
「学歴のない私が華やかな世界に身を置いて、一発引っかけるためにはBarの世界に行くのが一番。当時はそう考えたんです」
兵庫県神戸市に生まれ育ち、地元の夜間高校を卒業した後、三宮のBarで働き始めた。それから4年後、23歳の時に独立。しかし1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で店が全壊、以降は2年近くアルバイトに明け暮れ、再び開業するための資金を貯めた。
「当時は復興の関係で土木関係のアルバイトがたくさんあったので必死に働きました」
ランニングを始めたのは最初に開業した23歳の時。飲食業界の仲間と篠山マラソンに出場したことがキッカケだった。
「練習は全くしていなかったので途中棄権するかなと思っていたのですが、思いのほか走ることができて……。残り2kmは地獄のような苦しみでしたが、フィニッシュ後は今までの人生では味わったことのないような感動を覚えました」
それから篠山マラソンに出場することが毎年の恒例行事となり、30歳の時に四万十川100kmウルトラマラソンに出場。ここでも「地獄のような苦しみ」を味わったというが、今度はフルマラソン以上の距離を完走したことに喜びを覚え、その翌年からは四万十川100kmウルトラマラソンに出場することが恒例となった。
「ウルトラマラソンを走る仲間ができてから知ったのが、ギリシャで開催されるスパルタスロン(計246kmのレース)でした。そしてスパルタスロンの参加資格を得るために佐渡島で走った約210kmのイベントで『超ウルトラを走る人は考え方がまるで違う』と思いました。参加者同士が競争するのではなく応援しあう――。その世界に一気に引き込まれていきました」
山田さんが今回特別に本誌読者限定カクテルその名も「ランナーズ」を作ってくれました。
「日本全国のランナーを応援する」をコンセプトに作られた限定カクテルを飲みながらマスターとランニング談義をしたい、という方は本誌についた「招待券」ご持参の上でご予約をお願いします(完全予約制・予約方法本誌記載)
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