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【ランニングは最高のアンチエイジング 02】ランニングで肉体年齢を若く保ち、病気を遠ざける効果も!

2021年12月22日


もしあなたが、習慣的にランニングを今後も続けていくとしたら、5年後、10年後、20年後…どうなっていくでしょうか?
前回に引き続き、近年発表された研究論文を手掛かりにご案内します。


走ることで実年齢より若い肉体年齢に!

ランナーの実力を測るモノサシのひとつである最大酸素摂取量(V02max)は20歳頃をピークに、年に0.5ml/kg/分、10年で5ml/kg/分の割合で低下していきます。
まったく運動をしない人の場合、80歳を超えると12~15ml/kg/分まで低下することになり、立ったり歩いたりの日常生活も難しくなりますが、ランニングによる有酸素運動を継続することで、その落ち幅は20~40%緩やかになります。

理論上、40代前後からランニングを続けると100歳頃まで活動的な生活を送ることができ、運動しない人に比べ、70歳では50代前半、80歳では60代前半と同等の肉体年齢をもつことになります。


万病を予防するタンパク質「PGC-1a」を活性化

糖尿病、動脈硬化、アルツハイマー病、ガン……現代人の病気の大半が不活動(運動不足)に伴う細胞の炎症(全身性慢性炎症)であるという仮説が科学誌ネイチャーに発表されてから、それを裏付ける根拠が続々と明らかになっています。
そのひとつが、細胞の炎症を抑えるタンパク質PGC-1a。これはランニングをはじめとする有酸素運動で活性化することが分かっています。
これまで加齢による筋肉量の減少予防としては、ランニングだけではトレーニング負荷が足りないと考えられてきました。

ところが現在では、ランニングをすると万病を予防するタンパク質「PGC-1a」が活性化して、筋力を衰えさせる体内のネガティブ要因を抑えてくれるため、結果的に筋力低下の予防に貢献するという考え方が広まってきています。
「日本抗加齢医学会」では、そういった経緯から「ランニングに勝るアンチエイジングはない」という意見が多くなってきています。


※月刊ランナーズより抜粋




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ジョギング中に1kmだけスピードアップ
「毎週1秒」速くなって、秋冬マラソンで快走しよう

「スピード走が重要なのは分かっているけれど、継続できない……」。
こういったランナーに向けて、ランナーズ6月号では「普段のジョギングより1kmだけわずかにスピードアップし、毎週1秒速くなることを目指す」を提案しています。
このトレーニングを続けることがなぜ秋冬マラソンでの目標達成につながるのか、詳しい理論やアレンジ法をご紹介します。

ランニング界を支える
大会"ペースメーカー"に注目

3月17日に開催されたイタリアのローママラソンは主催者曰く「世界一多いペースメーカー」を配置しているのが特徴でした。ペースメーカーはどんな人たちが行っているのか、またペースメーカーが率いる集団で走る際にタイム短縮につながるテクニックなど、様々な角度から考察しました。

4年ぶりに発表!
「全国ランニング大会100撰」(2023年1~12月)

RUNNETの大会評価サイト「大会レポ」への投稿などを基に、日本で開催されている大会の中から100大会を選出する大会100撰を、4年ぶりに実施しました。初選出となったのは14大会。あなたの出場したレースも入っていますか?



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