本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

金メダリストが語った「走る世界は健康で平和な喜び」 東京オリンピック

2021年8月08日

東京オリンピック男子マラソン

写真:ロイター/アフロ


 8月7日(土)と8日(日)に東京オリンピックの男女マラソンが北海道札幌市で開催。8日の男子はケニアのエリウド・キプチョゲ選手(36歳)が五輪二連覇を果たし(2時間8分38秒)、日本勢は大迫傑選手(30歳)が6位に入賞しました(2時間10分41秒)。
レースは朝7時スタートで、太陽が出たり雲に隠れたりを繰り返す中、前半から大量に発汗している選手や、氷を入れた袋を首筋にあて続けている選手もいました。キプチョゲ選手は、30㎞以降にペースを上げてからも涼しい顔をしながら、他選手とは比較にならないほど大きなストライドで走っていました。

 東京オリンピックを最後に引退表明している大迫選手は2015年、当時、英語が話せない状態でアメリカに拠点を移し、最近はケニアに長期滞在しての練習も行ってきたといいます。2年前のランナーズ取材では「日本で活躍する選手もいて、人それぞれのやり方があるわけですが、僕の中では日本に残るほうがリスクでした」「言葉の部分を含めて、大変なことは色々ありましたけど、それをひとつひとつクリアにしていったことは自信になりました」等と語り、今回のレース後のインタビューでは「100点満点の出来だった」「次の人が頑張れば、絶対に6番というところからメダル争いに絡めると思う」と話していました。

 キプチョゲ選手は前回のリオ五輪で世界で初めて厚底シューズをはき、18年のベルリンマラソンでは2時間1分39秒の世界記録を樹立。その翌年に非公認レースで世界初のフルマラソン2時間切りとなる1時間59分40秒をマークしています。テレビ中継で紹介された同選手のコメントも印象深いものでした。
「夢は世界を、マラソンワールドにすること。走る世界は健康で平和な喜びの世界です」


東京オリンピック取材の内容は、8月20日発売のランナーズ10月号で詳報します(金哲彦さんの手記も掲載します)。


※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ5月号 3月22日発売!


万国共通「走る力は生きる力」

3月2日に開催された東京マラソンは約3万7000人が出走し、海外からの参加者は約1万7000人。2月24日の大阪マラソンには約3万2000人が参加し、海外からのエントリーは約6000人。世界各国のランナーにあなたにとっての「走る力は生きる力」をインタビューしてわかったことは、言葉や文化が異なっても、ランニングを通じて前向きな人生を切り開いていることは万国共通、ということでした。

40年連続サブスリー達成者に川内優輝がインタビュー

今年2月の別府大分マラソンを2時間59分27秒でフィニッシュし、40年連続サブスリーを達成した日吉一郎さん(当時59歳)に、マラソン2時間20分以内で100回以上走破し、ギネス記録保持者である川内優輝選手がインタビュー。「なぜこれほど長い間継続できたのか」を聞きました。

世界のレジェンドたちに聞いた! 
加齢に打ち克つ究極の「My Training」

年齢を重ねても走り続けるレジェンドランナーたちはどのようにして衰えを克服し、マラソンで高いパフォーマンスを維持しているのでしょうか。今号に登場するレジェンドたちの「マイトレーニング」を紹介します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ