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【週刊ランナーズ】走ることで「がん」に克つ!「オンコランナーズの挑戦」

2021年4月14日
オンコランナーズのチームTシャツ
オンコランナーズのチームTシャツ

先月亡くなった柔道の古賀稔彦氏や日本選手権で優勝した水泳の池江璃花子選手、悪性リンパ腫を患っていることが公になった室伏広治長官(スポーツ庁)など、「スポーツとがん」に関連する話題が多い昨今だが、『月刊ランナーズ』の6月号(4月22日発売)から連載で紹介するのは、「がん」に関わる医療従事者や関係者、そして患者や元患者が集うランニングクラブ「オンコランナーズ」だ。チームTシャツに書かれたキャッチコピーは「一歩ずつがんのない未来のために」である――。


がん患者を毎週「100人診察」
「仕事後のスピード走は、頭の中が真っ白になるまで追い込みます」

関西医科大学附属病院 がんセンター 診療講師 柴田伸弘さん(44歳)
関西医科大学附属病院 がんセンター 診療講師 柴田伸弘さん(44歳)

大阪駅から電車で約30分、枚方市にある「関西医科大学附属病院 がんセンター」に勤務する医師の柴田伸弘さん(44歳)はマラソン3時間24分50秒(2019延岡西日本)の記録を持つ「オンコランナーズ」メンバーである。
柴田さんが医師を志したのは高校生の時。宮崎医科大学医学部卒業後に「外科医」としてのキャリアをスタートさせたが、32歳の時に腫瘍内科に移った。現在は1週間で約100人の外来を担当している。
「がんの治療は、薬の副作用やがんの進行に伴う、体力低下との戦いでもあります。そのため患者さんが病気と付き合いながらも、質の高い人生を送れるようにすることが大切です。(医師は)患者さんとの『人付き合い』が不可欠で、診察室では井戸端会議みたいな会話もよくします。『孫が生まれた』とか『今度旅行に行く』とか、患者さんの日常生活やライフイベントとがん治療を切り離して考えることはできません。患者さんの容態は突然崩れるケースもあれば、予想以上に良好なケースもあります。それらを総合的に判断しながら薬物治療をするのが私の仕事です」
土日は学会や講演会に参加することも多く、「とにかく慌ただしい毎日」と語る。
「なぜ治療が上手くいかないのだろう? と考えてストレスを感じることもありますし、患者さんの病状が悪化し亡くなるのは、当然のことながら辛いです。その中で気分転換になっているのが、ランニングです。平日は仕事の後に走るのが日課で、深夜にインターバル走をすることもあります。走り切れるか転倒するかギリギリのところまで、頭の中が真っ白になるまで追い込みます。ランニングによって、自分自身の生活を整えている気がします」


走ることを生活に取り入れながら「がん」と戦うオンコランナーズメンバーを「月刊ランナーズ」と「RUNNET」で紹介していきます。また、関西医科大学附属病院 がんセンター医師の柴田伸弘さん(44歳)の全物語は4月22日発売の「月刊ランナーズ6月号」に掲載します。

写真/塩川真悟



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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」

1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。


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早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。



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