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50歳過ぎたら上り坂で脚力強化!
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加齢とともに筋力が低下していくのは人間の摂理。とくにランナーの場合は「50歳を過ぎたら筋トレが必要」と言われています。
階段を一段抜かしで昇降する、スクワットなどの筋トレをする、などの日常生活でできる脚力強化運動に加えて、肝心のランニングの練習時に取り入れたいのが「上り坂走」。
上り坂走は、脚力強化にいったいなぜ効果的なのでしょうか。
まず上り坂では、平地と比べてランニングするのに重要なお尻や股関節周りの筋肉が大きく使われます。このため、上り坂走を継続することにより「ランニングエコノミーの高い、股関節を使った走り」(無駄なく下半身を動かせる走り)を身につけることが可能になるのです。
また、一般的には平地よりスピードが遅くなるので、膝などに与える衝撃を減らして安全に走ることができる、というメリットもあります。
なお、上り坂で意識的にスピードを上げれば、体内で乳酸を生み出し、その乳酸をエネルギー減として活用する能力が向上します。その結果、フルマラソンのレースペースが速くなる効果も期待できるというわけです。
「体力を高める」「ランニング動作の改善」、この2つに有効な上り坂走。50歳以上のみなさんはもちろん、それ以外の皆さんにも効果的です。早速トレーニングメニューに取り入れてみませんか?
※月刊ランナーズより抜粋
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