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【週刊ランナーズ】目指せ東京パラリンピック 競技専門伴走者研修会が開催
ロング走を実施する選手たち |
10月22~23日、千葉県富津市で視覚障害者ランナーの伴走者を養成するための「上級伴走(競技専門伴走者)研修会」が日本盲人マラソン協会の主催で開催されました。9月に開催されたリオデジャネイロパラリンピックでは、全盲クラスの5000mでケニア人選手が15分16秒で優勝するなど、東京大会へ向けて選手の強化とともに伴走者の技術向上と走力アップが必要な状況となっています。
研修会では、2012年にランナーズ賞を受賞した鈴木邦雄さんが伴走者に必要な点を「安全・走りやすさ・気配りの3要素」と紹介しました。さらに、リオ大会のコーチ・安田享平さんは「競技の場合はこれに走力と戦術が加わる」とし、「フルマラソンを単独で伴走する場合は選手の目標タイムより25分速いベストが必要」と走力の目安を解説しました(安田さんのベストは2時間17分!)。
実技の項目では、30~40㎞走も実施され、参加した選手10人と伴走者21人が「あと10メートルで左カーブ」「後ろから車が来ているけどこの位置で大丈夫です」などと、注意点を確認しながら走り切りました。ちなみに、私が伴走している和田伸也さんの自己ベストは2時間33分で、私のベストは2時間22分。途中で伴走を交代しているとはいえ、まだまだ走力を磨かないといけません。
※現在発売中のランナーズ12月号ではリオデジャネイロパラリンピックの出走レポートを掲載しています。
(ランナーズ編集部・行場竹彦)
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