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OSUSUME【知っ得】100km完走はクツヒモと給水時間がカギ!?サロマ湖練習会に33人が参加
5月15日(日)、ランステ麹町店(東京)にて「ZAMST×GARMIN サロマ湖ウルトラマラソン公式クリニック」が開催されました。このイベントは、「サロマ湖100kmウルトラマラソン」(6月26日/北海道)を目指すランナーのための事前練習会で、同大会に出走予定の33人が参加しました。
午前中に行われたのは、GPSウォッチを100kmのレース、トレーニングで上手に活用するための座学講習「GARMINスペシャルセッション」。午後は、井上真悟コーチ(2010年に24時間走世界選手権で優勝)による座学と実走による講習が行われました。「100km走はマイナス要因をできるだけ作らないことが完走の秘訣です」と話す井上コーチは、サロマに限らず、すぐに実践できる対策を教えてくれました。
クツヒモは毎日、足に合わせて結び直す!
まず井上コーチからアドバイスがあったのは、シューズのクツヒモについて。
「シューズとかかとが正しい位置で固定されていれば、ひざや腰の負担が軽減されます。しかし人間の足は、疲れやむくみによって毎日ミリ単位で変化しています。故障予防のためには、毎日その日の足の状態に合わせて、走る前にクツヒモを結び直すことが重要です。」
<クツヒモを正しく結び直すコツ>
1.クツヒモを一番下のシューホール(ヒモを通す穴)まで緩め、
2.足首を90度に曲げてかかとをシューズのヒールカップにしっかり合わせて……
3.再びクツヒモを結ぶ
脚の硬直を防ぐため、給水は1回1分以内を目安に!
次にアドバイスがあったのは、給水でエイドに立ち寄る時間。
「給水休憩は1回1分以内。本番でもエイドで立ち止まり過ぎると、筋肉が硬直してしまい、失速につながります。練習のときから、給水は短時間で済ませるクセをつけましょう」(当日は5kmに1回給水ポイントを設けていました)
座学の後は、皇居で3時間走。陽射しはやや強かったものの、風が涼しく、走るにはまずまずのコンディション。おそろいのTシャツを着た参加者は、キロ6分程度のペースで走りながら、レースやトレーニング談義に花を咲かせていました。
*こちらでも100㎞完走に役立つ情報を発信しています。
サロマ湖ウルトラマラソン公式Facebook
https://www.facebook.com/saroma100km
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参加者が着用している限定Tシャツはサロマ湖100kmウルトラマラソンの会場でも販売予定 |
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皇居で行った3時間走では「給水時間1分」を実際に体験 |