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南アフリカ・ケープタウンのランニングクルー「土曜朝5時のロング走に参加者300人、ナイトライフから健康的なライフスタイルへ」
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ケープタウンマラソン前日に走るランニングクルーのメンバー |
ランナーズ1月号では特別レポート「世界は今、空前のランニングブーム」を掲載。各国のランニング関係者へインタビューしたレポートを紹介しています。
今回は過去最多の2万4000人の参加枠が完売したケープタウンマラソンの開催地・南アフリカのランニングクルー「Izitebele(イズィテベレ)」を紹介します。
同クルーは2021年にエンジニアのアンドレ・シバヤさん(38歳)が友人と設立。クルーや南アフリカのランニング事情についてアンドレさんに話を聞きました。
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――現在は週3回のセッションを行っているそうですね。
毎週水曜・金曜・土曜の朝5時スタートで活動しています。セッション内容や時期によって参加人数は異なりますが、ランニング後に走った仲間とカフェでコーヒーを楽しむ金曜の「コーヒーラン」では、200〜250人が参加。土曜のロング走は200〜300人が参加します。
Instagramのフォロワーは約7000人、WhatsAppグループでは約1500人のランナーとつながっています。
――チームの名前の由来は。
「イズィテベレ」とはズールー語で「厩舎(きゅうしゃ)」という意味です。馬が厩舎で訓練するように、ランナーたちが集まって一緒にトレーニングし、仲間意識を育む場所にしたいという願いを込めて名付けました。
私たちのモットーは、「ランニングは決して一人ではない」ということです。レースでも練習でも「フィニッシュ地点で仲間が待っている」と思うことでモチベーションを保つことができます。
――設立から4年でメンバーも増えていると聞きました。
メンバーの主な年齢層は20代〜40代です。新しい世代は健康的なライフスタイルに対してオープンで、以前のような「ナイトライフ中心」の生活から変化を求めています。
そのため、志が同じような人とつながれるランニングコミュニティに参加します。現代社会ではメンタルヘルスの問題が多く、ランニングは前向きな心を保ち、心の通う仲間と出会う手段になっています。
私たちのコミュニティは誰でも参加できるのが特徴です。特に金曜のコーヒーランは「新しいランナーを歓迎する場」として位置づけており、ペースもゆるやかな5kmランまたはウォークです。
――南アフリカの大会について教えてください。
ケープタウンマラソンは初マラソンに最適な大会として知られており、多くの地元ランナーがここでフルマラソンデビューを果たします。走りやすく、景色も素晴らしい大会だと評価されているためです。今年は残念ながら強風の影響で中止となりましたが、過去最高の2万4000人の参加枠が完売しました。
一方、1921年から開催されているコムラッズマラソン(約90㎞)には深い文化的背景があり、南アフリカでは「コムラッズを走らなければ真のランナーではない」と言われるほど、伝統的な大会です。それぞれの大会が地域社会やランナーに影響を与えています。
――ランニングが南アフリカの地域社会に与える影響はなんでしょうか。
若者には経験豊富な年長者の存在が必要ですし、男性だからといって女性ランナーより速いと思い込むこともできません。筋力、肌の色、社会的特権といった要素が速さを決めるわけではありません。
ランニングは、文化的背景、人種、性別、年齢に関係なく、すべての人が同じフィールドに立つことができ、私たちを一つにします。
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ランニングクルー代表のアンドレさん(38歳・フルマラソン2時間57分37秒) |
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