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【マイトレーニング】月間走行距離400km台でサブテンを達成 実業団未経験・フルタイム勤務でフル2時間9分台
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2021年福岡国際マラソンを走る中村さん(写真/石田祥一) |
フルマラソン2時間30分切りの市民ランナーを紹介する連載「マイトレーニング」。今回は2021年のびわ湖毎日マラソンで2時間9分40秒をマークした中村高洋さん(鹿児島・42歳)の記事を一部編集して紹介します。速さの秘訣は、駅伝とトラックのレースに合わせた練習にありました。
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中村さんは中学・高校で中距離を走り、大学から長距離に転向。名古屋大学では2007年の日本学生ハーフで1時間4分8秒の4位に入り、卒業記念に出場した2008年のびわ湖毎日マラソンでは2時間20分43秒で完走しています。
大学卒業後は仕事が忙しく、午後9時から練習した時期もあるといいます。「帰宅して子どもを寝かしつけてから走りに行っていたこともありましたね。2年間ほど、満足に走れない時期もありました」
そうした期間を経て35歳を過ぎて再び記録が伸び始めた背景には、自分に合った練習スタイルの確立があると語ります。「本やネットから情報を取り入れるのではなく、自分で距離やペースを変化させ、10年近く試行錯誤を重ねて自分に合うものに辿り着きました」
その結果、2020年の全日本実業団ハーフでは1時間0分57秒をマーク。世界ハーフマラソンの日本代表にも選出されました(コロナ禍で派遣中止)。そして翌年のびわ湖毎日で2時間9分40秒のサブテンを達成しています。
現在は京セラ鹿児島の同好会に所属し、製造現場などの技術職として午前8時から午後6時過ぎまで勤務。練習は基本的に午後7時過ぎから行い、水・土曜は同好会メンバーとトラックで1000mのインターバル走などのポイント練習、それ以外は1人でジョギングを行います。
「マラソンを意識した距離走は行っていません。月間走行距離も400km程度で30km走は正月休みなど時間のあるときに年数回ほど行うくらいです」と中村さんは話します。普段はキロ4分ほどの20kmジョグを週2回行い、距離耐性をつけることで駅伝やトラックの結果も安定するようになったといいます。
「身体の声を聞いて体調を測りながらメニューや設定を調整して、レースに向けて状態を高めていくのが得意です。『この練習をこのタイムでこなせたら、このくらいの結果になる』という感覚が自分の中にあります」と語る中村さん。
今後は駅伝からマラソンに軸足を移す考えで、40~44歳のマスターズ日本記録(2時間16分15秒)の更新が目標だといいます。
「昨シーズンは鹿児島マラソンの2時間18分17秒(ネットタイム)でした。距離を意識した練習を積めば、もう一度2時間15分は切れると思います」
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中村さんのより詳しい練習メニューは、ランナーズ10月号で紹介しています。
※こちらから記事検索ができます。

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