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ニュース・記事

ランナーズonline

【ランナーズ7月号】月間100kmで速くなるコツとは!?

2025年5月26日


編集部2年目の近藤が、特集を担当した編集部員たちに読みどころを「取材」します。
7月号は別冊付録で、2024年4月から2025年3月の1年間、日本国内で開催されたフルマラソンの各種データをまとめた「全日本マラソンランキング」を発表するなど見どころ満載。ここでは特集「月間100kmで速くなるコツをつかんだ!!」について、担当した編集部員山本に聞きました。


山本慎一郎
月刊ランナーズ編集部員。フルマラソンの自己ベストは2時間42分50秒。サブスリーの走力を維持できるように毎週スピード走を実施。しかし、5月18日はふくしまシティハーフ(10km)で42分と撃沈。


近藤七海
月刊ランナーズ編集部員。400mの自己ベストは55秒台で、学生時代は全日本インカレに出場。修士論文のテーマは低酸素トレーニング。2024年12月のみえ松阪マラソンで初マラソンを完走(4時間16分21秒)し、5月18日には軽井沢ハーフマラソンに出走した。



◎特集 本誌カメラマンが語った月間100kmで速くなるコツをつかんだ!!

本誌の軍記ひろしカメラマンは3月のさいたまマラソンで3時間21分9秒と自己ベストを更新し「月間100kmで速くなるコツをつかんだ」といいます。本特集では誰でもマネできる、そのコツを深堀りする内容です。


近藤 今回の「月間100kmで速くなる」というテーマ、どのような狙いがあったのでしょうか。

山本 実は、ある取材の撮影時に軍記カメラマンから「週2回の練習で自己ベストを更新できました。マラソンのコツをつかみました」と聞いたのがきっかけなんです。一般的には月間200km以上走るとサブフォー達成率が高まると言われていますが、タイムが伸び悩んでいる方や、軍記さんのように多忙で距離を増やせないランナーにも参考になるのではと思い、企画しました。

近藤 なるほど。では、月間100kmで速くなるコツってどんなものがありますか。

山本 軍記さんに聞いたコツは大きく3つありました。1つ目は毎日「細切れ」に走るのではなく、週2回でいいので脚にしっかり負担をかける「ドカッ」とした練習をすること。2つ目は、仕事や生活そのものをトレーニングの一部と捉えること。そして、3つ目は、その日の疲れはその日に解消すること。これが大切だとおっしゃってました。

近藤 「ドカッ」とした練習というのは、具体的にどんな内容だったんですか?

山本 軍記さんは週2回、月曜と木曜に練習しているそうです。月曜は仲間と話しながら、レースペースより少しゆっくりの20kmジョッグを2時間かけて。木曜は1km以上をレースペースより速く走るスピード練習を中心にしていたそうです。運動生理学者の森寿仁先生も「理に適っている」と太鼓判を押していました。

近藤 それで毎日走っていた頃より速くなるんですね。読者の方が日常に取り入れやすい工夫もありますか?

山本 はい。軍記さんは毎日1万歩以上歩くことや、なるべく階段を使うことを意識しているそうです。それと、酸素カプセルのあるサロンで1時間寝る時もあるとのことで、そうするとかなり疲れが取れると言っていました。夜に走っていつも寝不足な私も試してみたいと思いました。

近藤 忙しい中でも工夫次第で成果を出せるんですね。日常生活をうまく取り入れた工夫がとても参考になりました。読者のみなさんにも、自分のペースで続けられるヒントになりそうですね。



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さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法

フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!

短期連載 100日間でサブフォー達成最終回

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東京2025世界陸上競技選手権大会
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東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
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