本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【深掘り!全日本マラソンランキング 03】女子のサブフォー=男子の3時間30分切り? 男女のタイム差を考える

2023年11月21日

日本人女子史上2人目の還暦サブスリー達成者、吉光和恵さんは61歳で迎えた今年のおかやまマラソンでも3時間0分24秒とサブスリーにあと一歩。男子なら2時間40分を切っている計算になる(?)

日本人女子史上2人目の還暦サブスリー達成者、吉光和恵さんは61歳で迎えた今年のおかやまマラソンでも3時間0分24秒とサブスリーにあと一歩。男子なら2時間40分を切っている計算になる(?)


9月24日行われたベルリンマラソンで、エチオピアのティギスト・アセファ選手(29歳)が、2時間11分53秒で女子の世界新記録を樹立。その2週間後、10月8日行われたシカゴマラソンでは、ケニアのケルヴィン・キプタム選手(23歳)が2時間0分35秒で男子の世界新記録を樹立しました。男女の世界記録のタイム差は11分18秒です。

では、市民ランナーにおける男女のタイム差はどの程度になるのでしょうか。女子のサブスリー、3時間30分切り、サブフォーが男子だとどの程度のタイムに値するのかを計算してみました。計算方法は以下の通り。まずは女子の各タイムが全体の何位にあたるのかを調べます。次にそれが上位何%なのかを算出。最後にその%を男子の順位に当てはめ、タイムを確認します。

女子サブスリー

女子335位 2時間59分58秒
上位0.65%

男子1376位 2時間37分36秒
タイム差 22分22秒

女子3時間30分切り

女子2091位 3時間29分59秒 
上位4.08%

男子8593位 2時間58分47秒 
タイム差 28分48秒

女子サブフォー

女子7120位 3時間59分59秒 
上位13.88%

男子29260位 3時間29分5秒 
タイム差 30分54秒



こうしてみると、女子の3時間30分切りは男子のサブスリー、女子のサブフォーは男子の3時間30分切りとほぼ同じレベルだといえるでしょう。ちなみに『月刊ランナーズ』7月号付録に掲載された上位50%の記録は、女子5時間3分48秒、男子4時間35分26秒でタイム差は28分22秒です。




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ2月号 12月20日発売!


記録向上を追い続けるランナー必読
「走歴10年の壁」はなかった!

これまで、弊誌も含めて多くの本などで「走歴10年の壁」説が語られてきました。しかし、今回ランナーズが実施したアンケートでは、走歴10年以上でも初サブスリー、サブ3.5、サブフォーを達成している人がかなりの割合でいることが判明。その理由とともに、10年以上走り続けているランナーが記録を伸ばすために必要なことを取材しました。

フル快走に効く「年末年始ドカ走り」

年末年始は普段よりも時間を作りやすい時期。特に今年の夏は猛暑が続き、ロング走が不足して秋のフルは思ったように走れなかった……というランナーに、年末年始「3日間で60km」の “新・ドカ走り” を新提案。この冬の練習計画にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

箱根駅伝ここに注目!!
【インタビュー】國學院大・前田康弘監督/東大大学院・古川大晃さん

1月2~3日に開催される第101回箱根駅伝の注目は、初優勝と “大学駅伝3冠” がかかる國學院大。さらに「関東学生連合チーム」には、本誌でもおなじみ29歳の東大大学院生・古川大晃さんがメンバー入り。
國學院大の前田康弘監督と古川さんにインタビューしました。



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ