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ニュース・記事

ランナーズonline Premiun

ランニングも韓流ブーム到来の予感!(全4ページ/2ページ目)

2026年10月22日

韓国ランニングカルチャー現地ルポ
「コミュニティラン」が大人気!


自由なトレイルクルー、サウナも備えた複合施設、大会まで手掛けるショップなど、韓国では「走る」を中心に人や場所がつながるカルチャーが拡大中。
そのスケール感と熱量は日本とはひと味違う。


Charles Run
会員制度なし、共感でつながるトレイルクルー


南山公園

南山公園(標高約260m)は、南山の麓に広がる自然豊かな公園。走りながら見上げる南山ソウルタワーは、下から眺めるとまた違った迫力がある。坂道を駆け上がっていくと、視界がひらけた瞬間ソウルの街を一望する絶景の夜景が広がる


Charles Runは、韓国のトレイルランニングコミュニティ。会員制度はなく、参加したい人が走りたい時に走る自由なスタイルで運営し、10年間で100人規模に成長した。
 
30代後半から40代前半のランナーが多く、アメリカ横断レース挑戦者や「トル・デ・ジアン※」完走者など経験豊富なメンバー、海外在住の韓国人ランナーも多く参加している。リーダーを務めるキム ・チャンスさんは「トレイルランニングの楽しさや情報を共有するハブのような存在でありたい」と話す。

「意図的にメンバーを集める活動はせず、共感してくれた人たちが自然に集まりました。レース会場で顔を合わせることも多く、自然と仲間意識が生まれます。最近は韓国各地に同じようなコミュニティが増えていて、とてもうれしいです」

※イタリア・アオスタ渓谷で開催される世界屈指の過酷なトレイルランニングレース。メインレース
TOR330は、距離約330km、累積標高約24,000mを制限時間150時間(6日と6時間)で走破するもの。


Just Run Eat
スコーンとコーヒーが待つランナーのたまり場


Just Run Eat


2024年10月、ランナーが楽しく走り、美味しく食べられる場所として誕生。30
年以上ファッション界で活躍したオーナーのキム・ユジンさんは「退職後、静かな田舎で自身を見つめ直しました。心から好きなことは何かを考えた結果『走る』ことに気づき、それまでの経験を活かし、店をオープンさせました」と話す。
 ランナーのための特別な空間を演出する仕掛けもある。店内の壁には、キムさんが実際に走った各地のメダルが飾られ、訪れる人の目を楽しませている。大理石のドアノブは、ひんやりとした感触だった。
 カフェでは、焼きたてスコーン、コーヒーが提供される。ランナーグッズ(ソックス、Tシャツ、ステッカーなど)の販売、無料ロッカーと給水サービス、イベントも開催している。


runport
HYROXもサウナもあるビル1棟のランステ


runport

アイスバスは2℃・5℃の2種類ある


ランニングとウェルネスを融合した設備が揃っている10フロアの施設「runport」。
1階ではシューズやウエアをレンタルでき、初心者向けからインターバルまで豊富なランニングプログラムも実施。予約時間に施設へ行くとペーサーが待機しており、5〜40名でトレーニングを行う。施設からランニングコースへ直接アクセスし、走った後はサウナ・アイスバスで整い、食事やビールを楽しむ「運動×ケア×食」を融合したウェルネス体験ができる。HYROXトレーニングエリアでは大型モニターの指示に従うだけで、初心者でも迷わずメニューを進められる。専用アプリと連携し、運動状況に応じてポイントが付与され、ドリンクやスポーツ用品と交換可能。ゲーム感覚でトレーニングに入り込める仕掛けになっている。


good runner
ランニングショップが大会もプロデュース


参道の入り口を思わせるデザインが印象的(写真はイェさん)


ソウル・聖水(ソンス)を拠点とする韓国有数のランニング・トレイルランニング専門ショップ。国内外の主要ブランドを取り扱うほか、グループランやトレイルイベントの運営、レースプロデュースまで手掛けている。店長イェ・サングクさんは「韓国では今、ランニングが単なる運動ではなく『生き方』として広がっています。当店では定期的なグループランに加え、韓国各地の山岳地帯を舞台にしたトレイルランニング大会『スカイレース』シリーズも主催しています」と話す。韓国最大級のトレイルイベントでもある、オークバレーリゾート※が舞台のレースや「グッドランナーリレー」(7人1組のチームで42㎞を完走する)も主催。ショップはランナー同士がつながるコミュニティの拠点としても機能している。

※韓国・江原道(カンウォンド)原州(ウォンジュ)市にある、豊かな自然に囲まれた大規模な複合リゾート施設





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