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がん手術から2年半で2時間27分13秒 長江コーチが伝える「加齢に克つ方法」

2024年5月27日
昨年の福岡国際マラソンでラストスパートをかける長江コーチ。がん罹患以来、初の2時間30分切りを果たした
昨年の福岡国際マラソンでラストスパートをかける長江コーチ。がん罹患以来、初の2時間30分切りを果たした

6月から第6期が始まる「ランナーズ+inチーム」。各チームのコーチから週1回メルマガで練習メニューや課題が届き、掲示板で質問もできるこのサービス(半年で計1,000円)で、「さらに加齢に打ち克つ会」のコーチを務めるのが、全日本マラソンランキング51歳の部で2位(2時間27分13秒)だった長江隆行コーチです。

長江コーチはこれまで全日本マラソンランキングで1位を4回獲得。しかし、49歳の時に大腸がんを罹患し、21年7月に手術を受けました。その後は抗がん剤の投与を受けながら、ランニングを再開。後遺症として手足のしびれが残りながらも、身体の使い方や練習メニューに工夫を凝らして、翌22年にレースに復帰しました。
そして、23年12月の福岡国際マラソンで手術前以来の2時間30分切りとなる2時間29分22秒をマークすると、今年の別府大分マラソンではさらに記録を短縮する2時間27分13秒でゴールしました。なお、23年度の全日本マラソンランキングで50歳以上で2時間30分を切っているのは、長江コーチを含めて2人だけです。

この「さらに加齢に打ち克つ会」では、長江コーチがこれまでの自身の経験から学んだことを活かして「歳を重ねても故障しないための走り方」「調子が上向くための疲労抜き方法」「マッサージやストレッチの具体的メニュー」を、毎週解説。希望者にはワンコイン(500円)でオンライン講習会も実施しています。加齢によって故障が増えた、スピードがでにくくなった、疲労が抜けない、などの悩みを持つ方は、ぜひチームに加入してください。


スペシャル対談LIVE開催決定

長江隆行コーチ&古川大晃さん(東京大学大学院)
6月27日19時頃~

ランナーズ+inチーム会員を対象に、長江コーチと今年の熊本城マラソンで優勝した東京大学大学院生・古川大晃さんの特別対談を行います。「加齢に打ち克つためのテクニック」や「ペースメーカーの活用法」などを2人が議論。今季の目標達成に役立つ内容になること間違いなしです。
※当日見逃してもアーカイブ視聴が可能です。


※チームへ加入するには「ランナーズ+メンバーズ」への加入が必要です。







ランナーズ8月号 6月21日発売!


大特集 ハーフマラソンを走ろう!
&2023年度ハーフマラソン1歳刻みランキング

昨年から月刊ランナーズ誌上に上位100位の氏名を発表しているハーフマラソン1歳刻みランキング。2023年度は前年度より25多い109大会がランキングの対象大会となりました。100位以降の方もRUNNETで自身の順位を検索可能。
確認後は、来年の順位アップを目指して全国のハーフマラソンにエントリーしませんか?


暑さを味方にする練習法
今夏は「サンセットロング走」

例年通りかそれ以上の暑さになると予想されている今年の夏。
そんな夏でもロング走を継続したいと考えている皆さんにお勧めなのが、夕方以降に行う「サンセットロング走」です。
東京五輪にも関わった暑熱対策の専門家やサブスリー気象予報士、ランニングコーチが夕方にロング走をすることの利点やそれによって得られる効果を説明します。

特別対談
藤原新(ロンドン五輪代表)&宮原徹(富士登山競走大会記録保持者)
「山を走ると本能がリセットされる」

ロンドン五輪代表の藤原新さん(スズキACヘッドコーチ)と富士登山競走大会記録保持者の宮原徹さん(滝ヶ原自衛隊)は長崎県立諫早高校時代の先輩と後輩。
当時から山を走っていたという2人が山の魅力を語り合いました。



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