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【マイトレーニング】インターバル走はせず、ジョグと流しのみ
※本記事は『ランナーズ2026年1月号』掲載内容になります。
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24 年福岡国際マラソンを走る一花さん(写真中央) |
マイトレーニング
低酸素トレッドミル走でフルマラソン2時間18分台
一花 建さん(石川・35歳)
フルマラソンを2時間30分以内で走る市民ランナーを紹介する連載。
今回は10月の金沢マラソンで2時間18分54秒をマークした一花 建さん(石川・35歳)です。
取材・文/吉田誠一 写真/ 石田祥一
「レースがあるのは当たり前ではない。震災を機に練習を妥協しなくなった」
中学校では野球部に所属していたが、助っ人として駅伝に出場すると、3年時に全国中学駅伝の舞台にまで進んだ。星稜高校(石川)では陸上部を選択。チームは2度、全校高校駅伝に出場したが、一花さんに出走機会はなかった。
高校時代の5000mベストは15分22秒。「自分に向いているのはもっと長い距離」と考えた。帝京大学では箱根駅伝を目指す駅伝競走部ではなく、陸上競技部に入部した。「大学では自由に走りたかった。早くマラソンに挑戦したかった」
大学時代は、2010年能登和倉万葉の里マラソン(厳しい冷え込みの中で2時間31分43秒)に始まり、卒業間近の13年びわ湖毎日(3週連続のフルの一本で2時間23分23秒)まで7本のフルマラソンを経験した。卒業後は故郷の旅館に就職。当初は練習量が月間200kmに半減したが、仕事に慣れた入社3年目に学生時代とほぼ同じ月間400kmに戻した。
15年の第1回金沢マラソンで優勝。19年の神戸は2時間18分17秒。「乗りに乗った状態で、これからどんどん記録を出すぞ」と思っていた最中に新型コロナウイルスの感染症が広がり、大会がなくなった。
そのコロナ禍の21年から地元の七尾中学校陸上部で週5日、長距離の指導を続ける。中には佐久長聖高校を経て順天堂大学で箱根駅伝を目指す教え子もいる。記録会で教え子と顔を合わせることもある。「みんな、陸上を嫌いにならずに続けてくれているのがうれしい」
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