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ランナーズonline

ランニング界に“元気”をもたらす「走るZ世代」増加中!!―ランニングで、毎日をちょっとよくする若者たち。

2026年9月03日

※本記事は『ランナーズ2026年10月号』掲載内容になります(全8ページ/1ページ目)

ランニング界に“元気”をもたらす「走るZ世代」増加中!!―ランニングで、毎日をちょっとよくする若者たち。

走るZ世代


走る20代の大会エントリー者数は23年→25年で146%!

平日早朝、仲間と待ち合わせて走る。走った後はカフェで語り合う。週末は大会へ遠征し、SNSでその体験をシェアする。いま、若者たちの間でランニングが新しいカルチャーになりつつある。
2025年のRUNNETでの20代の大会エントリー者数は23年比146%、24年比118%。2025年度全日本マラソンランキングでは29歳以下のフルマラソン完走者数も過去最多となった。
スマートフォンやSNSとともに育ち、青春時代にコロナ禍による活動制限も経験した世代。彼らはなぜ走り始めたのか。そしてランニングに何を求めているのか。「走るZ世代」のリアルに迫る。


Generation Zとは

一般的に1990年代後半~2010年代前半に生まれた世代を指す。インターネットやスマートフォンが当たり前の環境で育った最初の「デジタルネイティブ世代」であり、情報収集やコミュニケーションにSNSや動画メディアを日常的に活用する。
多様性や個人の価値観を尊重する傾向が強い一方、リーマンショックやコロナ禍、物価上昇などを経験してきたことから、消費や働き方では現実的・安定志向の面も持つ。消費行動では、モノの所有よりも体験や共感を重視する「コト消費」「トキ消費」の傾向がみられ、推し活やコミュニティ活動への関心も高い。情報や商品を選ぶ際には広告よりもSNS上の口コミや実際の利用者の評価を重視する傾向がある。

写真/小野口健太、軍記ひろし、宮本巧、本人提供 イラスト/カヤヒロヤ



データで見る「これが走るZ世代だ!」

RUNNETを活用したアンケートやエントリーデータから「走るZ世代」の様々な動向をまとめた。


アンケート結果


Z世代ランナーアンケート/18〜29歳のランナーを対象にしたインターネット調査/2026年7月1日〜31日/回答:497人 ・ランナー世論調査2025/全国のランナー(主にRUNNETユーザー)を対象にしたインターネット調査から抽出/2025年10月14日~11月17日/回答142人 ・RUNNET大会エントリーデータ/期間:2019年1月~2025年12月


20代エントリー者数

年    人数
2019年  103,773人
2022年  60,293人
2023年  86,516人
2024年  106,798人
2025年  126,187人


2025年のRUNNET20代エントリー者数は12万6187人と過去最高。23年比146%、24年比118%、コロナ前の2019年との比較では122%となった。



ランニング以外で行っているスポーツ(複数回答)

・特になし 27.9%
・筋トレ・ジムトレ 19.1%
・登山 14.2%
・ウォーキング 9.3%
・自転車 6.0%
ランニング以外で行うスポーツは「特になし」が最多。複数のスポーツを楽しむというより、ランニングを運動習慣の中心に据えている20代ランナーが多いようだ。


ランニング以外の趣味(複数回答)

・スポーツ観戦 28.6%
・アウトドア趣味 14.3%
・アニメ 11.3%
・ゲーム 10.8%
・グルメ 9.1%
趣味ではスポーツ観戦が最多。走るだけでなく観ることも楽しむ、スポーツ好きな20代ランナーの姿がうかがえる。


20代ランナーが続けている理由

・走ることが楽しいから 68.4%
・健康維持のため 53.9%
・ストレス解消のため 50.7%
・目標・記録更新が楽しい 45.3%
・ダイエットのため 32.4%
1位が「走ることが楽しいから」という背景には40代以上ランナーが多く語る「部活で強制的に走らされた」経験がないことや、デジタル世代が故にフィジカル体験を求めていることが考えられる。なお、全年代のアンケート結果で「走ることが楽しいから」は4位にとどまる。


収集している情報(複数回答)

・大会イベント情報 69.0%
・ギア・シューズ情報 40.8%
・新しいコース・スポット 32.2%
・仲間の投稿・記録 28.8%
・特に収集していない 14.9%
大会情報を中心に自らのアクションにつながる情報への関心が高い。ファッショナブルなZ世代ランナーが多いことを考えると、ギア・シューズ情報が2位となっていることも納得。


情報源(複数回答)

・SNS(インスタグラムなど) 79.3%
・動画サイト(YouTubeなど) 42.1%
・友人・知人 33.0%
・ランニングアプリ 27.6%
・雑誌・専門メディア 12.1%
SNSが圧倒的な情報源で、動画サイトや友人・知人からの口コミも重視。情報の収集と発信をセットで考える傾向にある。


年収(複数回答)

・400~500万円未満 17.6%
・300~400万円未満 14.8%
・500~600万円未満 12.7%
・700~800万円未満 9.2%
・200~300万円未満 7.7%
「400~500万円未満」が最多。収入の少ない学生も含まれるため、回答は幅広く分布している。





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ランニング界に “元気” をもたらす
「走るZ世代」増加中!

いま、若者たちの間でランニングが新しいカルチャーになりつつあります。スマートフォンやSNSとともに育ち、青春時代にコロナ禍による活動制限も経験した世代。彼らはなぜ走り始めたのか。そしてランニングに何を求めているのか。データと現場取材を通して「走るZ世代」のリアルに迫ります。



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