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ランナーズonline

マラソン2時間22分 豪美人プロランナーのマイトレーニング「40km変化走」勝負メシは白米

2026年9月10日

8月30日のシドニーマラソンでペースメーカーを務めたイジー・バットドイルさん(31歳)(写真/本人提供)

8月30日のシドニーマラソンでペースメーカーを務めたイジー・バットドイルさん(31歳)(写真/本人提供)


パリ五輪5000mオーストラリア代表でマラソン2時間22分59秒の記録を持つイジー・バットドイルさん(31歳)は2025年の香川丸亀国際ハーフマラソンで1時間7分17秒のハーフ女子オーストラリア記録を樹立、名古屋ウィメンズマラソンやぎふ清流ハーフマラソンなど日本の大会に多数出場する親日ランナー。現在、2028年ロサンゼルス五輪マラソン代表を目指し、10月11日のシカゴマラソンに向けてトレーニング中のイジーさんに、マラソンに向けた “マイトレーニング” を聞きました。




――マラソン前の練習で重視しているトレーニングを教えてください。
部分部分でマラソンペースより少し速いペースにペースアップする40kmロングランです。本番前の2カ月で何回か行います。

――具体的に、どのように行うのでしょうか。
この時は38kmでしたが、8月末に行ったロングランはこのような感じです。

~14km キロ4:00 - 4:15(快適なペース)
14 - 24km キロ3:30(マラソンペースより少し遅い)
24 - 25km キロ4:00(快適なペース)
25 - 28km キロ3:18(マラソンペースより少し速いペース)
28 - 29km キロ4:00(快適なペース)
29 - 32km キロ3:17(マラソンペースより少し速いペース)
32 - 38km キロ4:00 - 4:15(快適なペース)

※編集部注:イジーさんの自己ベスト2時間22分59秒の平均ペースはキロ約3分24秒

――このトレーニングのポイントを教えてください。
25km以降にマラソンペースより速いペースを入れることです。レース本番で、苦しい後半にペースを上げ、ラスト10km粘れる走りをするためのトレーニングになります。
市民ランナーの皆さんは、30~40kmの距離で、部分部分でレースペースに上げるようなロングランを行うと良いと思います。

――他に、市民ランナーにおすすめのトレーニングがあれば教えてください。
私はアデレードでランニングクラブを運営していて、市民ランナーの指導も行っているのですが、練習会でよく行うのはウェーブ・テンポ走です。例えば1km+900mを2~5セットというメニューで、1kmは5~10kmのレースペース、900mはマラソンペースで行います。1kmハードに走った後にミニマムのリカバリーを加えることによって、走力の底上げをすることを狙いとするトレーニングです。リカバリーがマラソンペースなので苦しいと思いますが、乳酸を利用する能力が高まり、マラソンのペースが楽に感じられるようになります。

――余談ですが、イジーさんのマラソンレース前の食事は「白米」だそうですね。
日本のレースに来た時、ホテルの朝食で皆が白米をたくさん食べているのを見て以来、私もマラソン前は白米に塩をかけたシンプルな食事をとるようになりました。白米が思い切り食べられるから、日本のレースが大好きです(笑)。


左は共にランニングクラブを運営するパートナーのライリー・コックスさん

左は共にランニングクラブを運営するパートナーのライリー・コックスさん


9月24日発売のランナーズ11月号でイジー・バットドイルさんとライリーコックスさんのインタビューを掲載します。ぜひご覧ください。



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