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地元の素材を活かしたスイーツで「おみやげグランプリ」受賞 社長は高知龍馬マラソンでサブフォー達成
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写真/岡崎孝生 |
月刊ランナーズで好評連載中の「トップランナーのビジネス×ランニング」。企業の経営者や組織のトップに立つ人にランニング実践者は多く、そんな “トップランナー” にとって走ることはビジネスにどんな影響を与えているのかをインタビューする連載です。発売中の3月号に登場するのは、地域の素材を活かしお土産菓子や冷凍スイーツを製造販売する高知の株式会社スウィーツ代表取締役社長の春田聖史さん(61歳)。フルの自己ベストは2019年高知龍馬マラソンでマークした3時間39分15秒です。
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――自社ブランドのお菓子は全部で約40種あるそうですが、中でも看板商品は。
「『田野屋塩二郎プチシューラスク』は、『にっぽんの宝物JAPAN大会』や『おみやげグランプリ』でグランプリ(第1位)を受賞し、テレビ東京の『ガイアの夜明け』で高知県の銘菓の中で歴史上最も売れた商品として紹介されました。高知龍馬空港のお土産売り場でシェア1割、土産品として約5億円以上の売上があります」
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『にっぽんの宝物JAPAN大会』『おみやげグランプリ』でグランプリ(第1位)を受賞した『田野屋塩二郎プチシューラスク』 |
――扱うのはお土産品が多いのでしょうか。
「当社はもともとは、百貨店のギフトやホテルのOEMのケーキなどを主にやっていました。しかし、相手がすべて決定権を握る商売から自社ブランドに切り替えたいと思い、2011年にプロジェクトを立ち上げました。その第一号商品が『日本全国おやつランキング』で優勝。Yahoo!ニュースでも取り上げられ、地元の事業者が東京で日本一を獲った、と逆輸入的に高知で話題になり、爆発的に売れ始めました」
――自社ブランド商品がいきなり当たったのですね。
「はい。次にヒットしたのがお土産に特化して売った『田野屋塩二郎プチシューラスク』で、『ガイアの夜明け』に取り上げられたのが2020年です」
――2020年というとコロナが発生した年ですが、影響は。
「大きかったです。どこのお土産屋に行っても山積みされ、これ一本で勝負できるかと思ったときにコロナが発生し、突然一個も売れなくなりました」
――どのようにリカバリーしたのですか。
「お土産はお土産でコロナからの回復を粘り強く待ちつつ、別の販路を探りました。県内で一番売れているお土産品として生協に掛け合ったり、原点回帰してもう一度ギフトカタログに載せたりもしました」
――ランニングはいつどういうキッカケで始めたのですか。
「2015年に、首や腰を痛めたスタッフを何度か病院に連れて行ったんです。彼はヘビスモーカーで、医者に血流改善のためにもタバコを減らすよう言われました。私からも彼に減らすよう促すうちに、自分もやめようと思ったんです。それが51歳の時でした。タバコをやめると案の定、太り始めて、じゃあちょっと走ってみるかと」
――ダイエットで走り始め、どれくらいで大会に出るようになったのですか。
「走り始めた頃はちょうどお土産物の商売を始めた頃で、仕事で龍馬空港に行ったときに、土産物屋のスタッフとの雑談で『走ってるんです』なんて言うわけです。するといつの間にか空港内で『スウィーツの社長は走るらしい。高知龍馬も多分出る』と広まって(笑)。空港に行くと、龍馬マラソンに出るらしいですね、とあらゆる人から言われるようになりました。初めはそんな気はなかったんですが、何度も言われるうちに、出てもいいかと思うようになって」
――フルマラソンを走ってみて、どうでしたか。
「4時間ぐらいで走れるだろうと思っていたら、30kmくらいの上り坂でひざが痛くなり、歩くこともできなくなりました。しばらくうずくまっていたら回復してきて、また歩き始め、結局ゴールまでたどり着きました。痛い目に遭いましたが、でも面白かったんですね。30kmまでは3時間ほどでいっていたので、真面目にやったらもっといけるはずだ、と思いました。それでその夏に、『まるランニングクラブ※』に入りました」
――サブフォーがひとつの指針になっているのでしょうか。
「初マラソン以外はすべて4時間を切っていて、自分の中ではフルを走るなら最低サブフォーはしたい、という思いはあります。自己ベストは19年高知龍馬の3時間39分15秒です」
――練習はどれくらいされていますか。
「走るのは月間100kmほどです。最近はアドベンチャーレースにも出るので、マウンテンバイクやシーカヤックをやったり、10kgの荷物を背負って山を歩いたりもします。走行距離はそこまで増えていないのにフルの記録が少し伸びているのは、トータルとして運動量が増えているからかもしれません」
※本誌お馴染みの山﨑竹丸コーチが主宰するランニングクラブ
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