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【マイトレーニング】インターバル走はせず、ジョグと流しのみ「低酸素トレッドミル走でフルマラソン2時間17分台」

2025年12月03日

2024年福岡国際マラソンを走る一花さん(写真中央・写真/石田祥一)

2024年福岡国際マラソンを走る一花さん(写真中央・写真/石田祥一)


フルマラソン2時間30分切りの市民ランナーを紹介する連載「マイトレーニング」。
今回は11月の神戸マラソンで2時間17分46秒の自己ベストをマークした一花 建さん(石川・35歳)です。速さの秘訣は、ジョグと流し中心のトレーニングスタイル、昨年からはじめた低酸素ルームでのトレッドミル走にありました。


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一花さんは中学校で野球部に所属していましたが、駅伝に助っ人として参加すると、3年時に全国中学駅伝に出場しました。星稜高校(石川)では陸上部に入部し、チームは2度、全校高校駅伝に出場しましたが出走機会はありませんでした。

高校時代の5000mベストは15分22秒。「自分に向いているのはもっと長い距離」と考え、帝京大学では箱根駅伝を目指す駅伝競走部ではなく、陸上競技部に入部しました。
「大学では早くフルマラソンに挑戦したい気持ちがあり、自由に走りたかったので駅伝部ではなく陸上部に入部しました」

大学時代は、初マラソンが2010年能登和倉万葉の里マラソンで、厳しい冷え込みの中で2時間31分43秒。卒業間近の13年びわ湖毎日マラソンまで7本のフルマラソンを経験しました(大学時代の自己ベストは2時間23分23秒)。

卒業後は故郷の旅館に就職し、当初は練習量が月間200kmに半減しましたが、仕事に慣れた入社3年目に学生時代とほぼ同じ月間400kmに練習量を戻しました。15年の第1回金沢マラソンで優勝。19年の神戸は2時間18分17秒で当時の自己ベストをマークしました。

現在は、平日は朝4時に起床して、2時間を練習時間に当てます。内容はジョギングと流しと補強運動。「キロ5分〜4分30秒程度で10~20km走ります。毎回のジョギングで必ず流しと補強をセットにしています。就業後にも練習し、1日2部練習が基本で月間走行距離は600km前後です」

以前は高強度のインターバル、レペティショントレーニングなどに取り組んでいたとのことですが、「試行錯誤の結果、自宅を発着点とするロードのジョグ+流し+補強運動だけのスタイルに落ち着きました。キロ3分ペースまでならこの練習で十分だと思っています」

自己ベスト更新の要因を昨年から通い始めた金沢市の低酸素ジムの効果と捉えています。「週1回は低酸素ジムでトレッドミル走を行っています。ジョギングのみですが、低酸素トレーニングをはじめてから、レース後半も乳酸がたまる感覚がなく、身体も動きます。ペースの落ち込み幅も小さくなりました」

今年10月の5000mでは自己記録を20秒更新する14分36秒24で走りました。「マラソンの記録はまだまだ伸ばせると思います」と語っています。


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一花さんのより詳しい練習メニューは、ランナーズ1月号で紹介しています。



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