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「頑張らない筋トレ」効果ありました! 5年ぶり自己ベストの編集部員がレポート
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発売中の本誌3月号で紹介している「頑張らない筋トレで効果あり」。本当に効果があるのか……企画を担当した編集部の斎藤が実際に取り組んでみると、5年ぶりに自己ベストを更新。取り組みの様子をレポートします。
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「頑張らない筋トレ」を推奨するのはフル2時間46分の記録を持つ研究者の髙山史徳さん。髙山さんは「『頑張らない筋トレ』は最低6週間続ければランニングエコノミー向上効果も期待できる」といい、自身も「頑張らない筋トレ」で自己ベストを10分更新したとか。筆者は2020年以来自己ベストを更新できておらず、何か新たな取り組みをしなければ……と思っていたところに「頑張らなくていい」という魅力的な言葉がちらつき、「(目標レースの)大阪国際女子マラソンまでちょうど6週間くらいなので、頑張らない筋トレ実践します!」と取材直後、髙山さんに宣言してしまいました。
12月中旬から週1回の「頑張らない筋トレ」を開始。誌面で紹介している「ルーマニアンデッドリフト」「スクワット」「ランジ」「ワンハンドロウイング」の4種目を髙山さん推奨通りの “頑張らない” 目安の回数で実施。昨夏入会した24時間ジムで、初めてバーベルを使用して筋トレを行いましたが、頑張らないので筋肉痛なし。走る練習にも影響なく、週1回だから気も楽。「これなら続けられる」と思いました。
きっちり週1回、6週間継続し迎えた1月26日のレース当日。前半は良いペースで進みましたが、中盤でややペースダウン。「やはり今回もダメか」と一度諦めかけましたが、30kmからもう一度ペースを上げることができ、最後の5kmは脹脛がつりそうでしたが、耐えてラストスパートもできました。結果、2時間51分37秒で5年ぶりに3秒自己ベストを更新することができました。
たった3秒……ではありますが、40歳から45歳の5年の加齢に抗えたこと、30km以降盛り返すことができたこと、脚がつりそうでつらずに最後スピードを上げられたことは、「頑張らない筋トレ」の効果ではないかと思っています。何より「頑張らない筋トレ」の良いところは、「頑張らなくていい」と思うと筋トレ嫌いの私でも継続できること。これからも続けていこうと思います。
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「頑張らない筋トレで効果あり」を示すエビデンスの内容や、髙山さんが推奨する「頑張らない筋トレ」実施方法は、発売中のランナーズ3月号に掲載しています。皆さんもぜひ取り入れてみてください。
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⇒ フル2時間46分の研究者が語る「頑張らない筋トレで効果あり」
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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
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タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
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早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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