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富士山マラソンを8分差で圧勝の自衛官「15~20kmペース走で単独走の力をつけました」
笑顔でフィニッシュする日野原さん |
11月24日に山梨県富士河口湖町で開催された富士山マラソンのフルマラソンには5036人が出走、4702人が完走しました(完走率93.3%)。
男子総合優勝を果たしたのは、日野原智也さん(26歳)。昨年2秒差の2位となりましたが、今年は序盤から終盤まで独走し、後続に8分5秒の差をつけてゴールテープを切りました。
日野原さんは練馬自衛隊に勤務し、今回が4回目のフルマラソン。そのうち3回が富士山マラソンで、これが初優勝でした。練馬自衛隊が属する第一師団は富士山をシンボルとしており、「思い入れがあるので、優勝できてうれしいです」。
月間走行距離は500km前後で、マラソンのトレーニングとしては15~20kmをキロ3分10秒で走るペース走を基本にしているそう。
「ペース走はいつも1人で行います。マラソンでは単独走になる場面が多いから、1人でペースを刻んで走れることが大切だと思うからです。昨年は独走状態から追いつかれて抜かれてしまいましたが、今回も勇気を出して序盤から自分のペースで走りました。起伏のキツいコースの対策として、10m程度の坂を繰り返し走った成果が出たかもしれません」と笑顔で話しました。
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