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誰でもできる! ストライドが5cm伸びればフルマラソンが10分速くなる

2023年7月27日

ストライドを伸ばすことでフルマラソンのタイムは短縮できる(写真は2022年のつくばマラソン/小野口健太撮影)

ストライドを伸ばすことでフルマラソンのタイムは短縮できる(写真は2022年のつくばマラソン/小野口健太撮影)


今より速く走るためのポイントは「ストライド」。実はこれ、すべてのランナーに共通して当てはまるのです。

7月22日に発売されたランナーズ9月号では、ランニングフォームを改善してストライドを伸ばす方法を紹介しています。筑波大でランニングフォームを研究している弘山勉駅伝監督は、フォームを改善してストライドが伸びる走りを指導し、2020年には筑波大を26年ぶりの箱根駅伝出場に導きました。

弘山監督は「ストライドを伸ばすのは難しくありません」と言います。その理由を誌面から転載します。


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筋力や心肺機能が変わらなくても、ストライドが伸びれば同じ速度で走った時にもピッチを減らすことで体力の消耗が抑えられ、疲れにくくなるのです。

理論上、ピッチが同じでスライドが5cm伸びれば、フルマラソン3時間台のランナーは6~9分ほどのタイム短縮が可能になります。しかも、ストライドを1cm伸ばすのは難しくありません。少しの工夫で5cmくらいはすぐに変わります。
(編集部 注:サブフォーレベルのランナーなら5cm伸びれば約10分速くなる)

ストライドを伸ばすポイントは「股関節」です。市民ランナーの多くは股関節を十分に使えておらず、ここに伸びしろがある印象です。「フォームが直せない」という方もいますが、それは骨格や関節の可動域に問題があるからで、今回紹介するトレーニングを実践すれば必ず改善できます。


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本誌では弘山監督が紹介するストライドを伸ばすためのストレッチやトレーニングのほか、筑波大の榎本靖士先生によるストライドとピッチに関する解説、エクササイズをする時間がない人に向けた大角重人コーチの「意識するだけでストライドが伸びる走り方」を掲載しています。
どれも手軽にできる内容なので本誌を参考にチャレンジしてみましょう!


筑波大の弘山勉駅伝監督(石井啓祐撮影)

筑波大の弘山勉駅伝監督(石井啓祐撮影)



ランナーズ6月号 4月22日発売!


ジョギング中に1kmだけスピードアップ
「毎週1秒」速くなって、秋冬マラソンで快走しよう

「スピード走が重要なのは分かっているけれど、継続できない……」。
こういったランナーに向けて、ランナーズ6月号では「普段のジョギングより1kmだけわずかにスピードアップし、毎週1秒速くなることを目指す」を提案しています。
このトレーニングを続けることがなぜ秋冬マラソンでの目標達成につながるのか、詳しい理論やアレンジ法をご紹介します。

ランニング界を支える
大会"ペースメーカー"に注目

3月17日に開催されたイタリアのローママラソンは主催者曰く「世界一多いペースメーカー」を配置しているのが特徴でした。ペースメーカーはどんな人たちが行っているのか、またペースメーカーが率いる集団で走る際にタイム短縮につながるテクニックなど、様々な角度から考察しました。

4年ぶりに発表!
「全国ランニング大会100撰」(2023年1~12月)

RUNNETの大会評価サイト「大会レポ」への投稿などを基に、日本で開催されている大会の中から100大会を選出する大会100撰を、4年ぶりに実施しました。初選出となったのは14大会。あなたの出場したレースも入っていますか?



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