ニュース・記事
ランナーズonline
【動画あり】川内優輝選手がペーサー! 全員がサブフォーを目指すフルマラソン「Challenge 4」開催!
サブフォー達成率は45.0%だった(写真/上田知憲) |
5月14日(日)に大阪府大阪市で「Challenge 4 Osaka」が開催されました。Challenge 4は「サブフォー」達成に特化した大会です。イーブンペース、前半型、後半型と3種類のペースを刻むペースメーカー(計29人)を用意し、スタートから3時間経過後は「Challenge Time」と題してBGMが変更されるなど、4時間を切るためのさまざまな工夫を準備しています。大阪大会は、淀川河川公園を発着とした10km周回コース(日本陸連公認コース)で行われ、396人が出走。完走者309人のうち、45.0%(139人)がサブフォーしました。2019年度の全日本フルマラソンランキングのデータでは、サブフォー率が男性29.0%、女性12.7%であったことを考えると、高い達成率となりました。
本大会では川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)がペーサーとして参加。ステージでウォーミングアップを行ったのち、最終第9ウェーブの最後尾を走り、サブフォーを目指すランナーたちの背中を後押ししました。
参加者からは、
「10年目指してきたサブフォーができました(3時間57分45秒)。本当にうれしいです。この大会のために仕事や育児の合間を縫って走りこんだ成果が出せました」(田村大輔さん(39歳・大阪・3時間57分45秒))
「初めてサブフォーができました。前に出た大会から1時間更新。(サブフォーに向けた)ランニングプログラムが参考になりました。川内選手が来てくれて嬉しかったです」(曽根修さん(62歳・静岡・3時間59分25秒))
「ペースメーカーが積極的に声掛けをしてくれたり、すれ違う時にランナー同士でエールを送り合いました。まるで「チーム」のような一体感があって最後まで走れました」(福田佐江子さん(57歳・静岡・3時間55分34秒)
大阪大会の動画はこちらから
5月27日(日)には国立競技場(東京都新宿区)特設コースにてChallenge 4 Tokyoを開催。ゲストには女子マラソン日本記録保持者の野口みずきさんほか、応援ゲストも多数来場します。東京大会のエントリーは5月22日(月)まで。会場ではサブフォーランナー向けシューズ「S4」のレンタルも実施します。
DATA
出走人数:396人
完走人数:309人(完走率:78.0%)
完走者のサブフォー率:45.0%(139人)
少人数でスタートするので、渋滞がない(写真/塩川真悟) |
ペーサーや選手同士でエールを送り合う |
サブフォーを支えたペーサー陣。前半型、イーブン、後半型の3種類のペーサーがいる |
フォトブースも設けられている |
※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ6月号 4月22日発売!
練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。