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ランナーズonline

世界最年長、アメリカの70代サブスリーランナーは年40回レースに出場「私には常識は関係ありません」

2021年6月21日

2018年のロッテルダムマラソンをガッツポーズでゴールするジーン・ダイクスさん

2018年のロッテルダムマラソンをガッツポーズでゴールするジーン・ダイクスさん


写真で力強いガッツポーズを見せているのは、アメリカのジーン・ダイクスさん(73歳)。これは2018年のロッテルダムマラソン(オランダ)で70歳にして初サブスリー(2時間57分43秒)を記録した時のものです。このレースで歴代2人目の70代サブスリーランナー(※)となったジーンさんは同年、非公認ながら2時間54分23秒の自己ベスト、翌年のボストンマラソンでも71歳で2時間58分50秒のサブスリーを達成しています。

今回、ランナーズ編集部はジーンさんへメールでインタビューを実施。6月22日発売のランナーズ8月号に掲載するその内容を一部公開します。

―70 代でサブスリーが達成できた秘訣はなんでしょうか?
「年30~40回、ほぼ毎週レースを走っているからです。短い距離からウルトラまで万遍なく出ていますが、特にポイントとしているのが、ウルトラマラソンです。100km以上の距離を繰り返し走ることでスタミナが養われます。私は年に数回ウルトラマラソンを走っていて、サブスリーを目指していた2017年は320kmレースを3回完走しました。かつてはレースをたくさん走ることにコーチは前向きではありませんでしたが、私には常識は関係ありません」

走り出したキッカケは?
「高校から陸上部でしたが、大学に入って中距離走では伸び悩んで三段跳びに転向しました。56歳で再び走り出すと、フルマラソン以外のレースを知り、娘と12kmのトレランを走ったことが面白く、多くのレースに出るようになりました。フルマラソンは『毎年自己ベスト更新』、トレランやウルトラは『毎年レースの距離を延ばす』が目標。ライバルは昨年の自分です」

日本でも多くのランナーがサブスリーを目指しています
「実は私は兵役で日本の座間米軍基地にいたことがあるので、日本から連絡をもらい、非常にうれしいです。私はサブスリーの達成に12年かかりました。『忍耐』はサブスリーに必要なものの1つだと思います。日本のみなさん、サブスリーを目指すまでの過程を楽しんでください!」

※海外のメディアによると、過去に70代でサブスリーを達成したのはジーンさんと74歳までサブスリーを記録し、2017年に亡くなったエド・ウィットロックさん(カナダ)の2人


ランナーズ8月号では特集「夢を抱いて加齢に克つ」の中で、ジーンさんがなぜレース出場を最高のトレーニングと考えるに至ったか、レース以外にはどんなトレーニングをしているかなど、さらに詳しいインタビューと手記を掲載しています。





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短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

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