月間100kmの走行距離でフルマラソンを歩かず完走する!
そう考えたとき、逆に完走できないとしたらどういうケースなのか?を考えてみましょう。
フルマラソンで完走できない場合は以下の3点が考えられます。
1.走力、体力不足
2.レース中にひざなど脚部が痛くなる
3.レース中に内臓がトラブルを起こす
1.についてはコンスタントに月間100km走っていれば大きな問題ありません。
ほかの2点に関して対策を考えるとしたら体幹を鍛える「コアトレ」をお勧めします。
例えば脚を上げるときに使う腸腰筋や、背筋のバランスを整えれば、負担が脚だけにかかることを防ぎます。
お腹のコアを鍛えれば、内臓を筋肉で支え、ランニング時に揺れることで受けるダメージを減らすことができます。
そしてコアを鍛えることで、1回1回のランニングの質を高める効果もあります。
週2回で効果は十分。3ヵ月もすれば実感できるはずです。
走らない日を中心にできる範囲で続けてみましょう。
●背筋
うつ伏せから上体を上げる。
左右の肩甲骨を寄せるような意識をもって行うといい。
30秒~1分間キープ。
![]() |
●腹斜筋、腹横筋
肩の真下にヒジを着き、耳、肩、腰をまっすぐにして体幹に力を入れる。
30秒~1分間キープ。
![]() |
●もも裏やお尻
仰向けから腰を浮かせ、片脚をまっすぐ上げる。
肩、腰、お尻、ひざ、くるぶしが一直線になるように。
15~30秒キープ。
![]() |
●太もも
脚を肩幅に開いて立ち、ひざとつま先が正面に向いた状態で腰を落とす。
30秒~1分間キープ。
![]() |
●腰割
脚を左右に大きく開き、腰をひざの高さまで落として30秒~1分間キープ。
![]() |
●腸腰筋
椅子に座り、背中を丸めながら胸とひざが近づくように脚を上げる。20回。
![]() |
※月刊ランナーズより抜粋
(写真/軍記ひろし)
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ11月号 9月22日発売!
100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力
ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?
短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」
今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。
現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策
今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。