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記録を狙う本命レースなら、大会会場の立地条件にもよりますが、早朝到着できる場所であっても、あえて会場近くに前泊するのがお勧めです。
「当日の移動がラク」「睡眠がしっかりとれる」という以外にも、万全の状態でスタートに立てるメリットがあるからです。
脚部の疲労度合いは、移動距離ではなく時間に比例します。
レース当日、満員の電車に1時間揺られ、受付で30分並び、トイレで30分並び・・・というのは、2時間走るのと同じくらいの負担を脚にかけているのと同じ。
走る動きのほうが、疲労物質を除去しやすいので疲れにくいといえるくらいです。
「10km地点くらいで調子が出てくる」というランナーの会話、よく聞きませんか?
走ることによって全身の毛細血管が徐々に開通してエネルギーや酸素が身体の隅々まで行き渡るようになったことが理由です。
逆に言えば、本調子になるためには1時間くらいは身体を動かす必要があるということ。
しかし、レース前に1時間ウォームアップするのは現実的ではありません。
長時間のアップをしなくても「本調子に近い」状態でスタートできる裏技は、「我慢できるギリギリの熱いシャワー」をレース前に浴びることです。
身体の隅々が紅潮してきたら、毛細血管が活性化している証拠。
自宅からだと身体が冷えてしまいますが、会場近くの前泊ならおすすめしたい方法です。
※月刊ランナーズより抜粋
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開催日&会場
大阪会場:5月14日(日)@淀川河川公園
東京会場:5月27日(土)@国立競技場
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