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記録を狙う本命レースなら、大会会場の立地条件にもよりますが、早朝到着できる場所であっても、あえて会場近くに前泊するのがお勧めです。
「当日の移動がラク」「睡眠がしっかりとれる」という以外にも、万全の状態でスタートに立てるメリットがあるからです。
脚部の疲労度合いは、移動距離ではなく時間に比例します。
レース当日、満員の電車に1時間揺られ、受付で30分並び、トイレで30分並び・・・というのは、2時間走るのと同じくらいの負担を脚にかけているのと同じ。
走る動きのほうが、疲労物質を除去しやすいので疲れにくいといえるくらいです。
「10km地点くらいで調子が出てくる」というランナーの会話、よく聞きませんか?
走ることによって全身の毛細血管が徐々に開通してエネルギーや酸素が身体の隅々まで行き渡るようになったことが理由です。
逆に言えば、本調子になるためには1時間くらいは身体を動かす必要があるということ。
しかし、レース前に1時間ウォームアップするのは現実的ではありません。
長時間のアップをしなくても「本調子に近い」状態でスタートできる裏技は、「我慢できるギリギリの熱いシャワー」をレース前に浴びることです。
身体の隅々が紅潮してきたら、毛細血管が活性化している証拠。
自宅からだと身体が冷えてしまいますが、会場近くの前泊ならおすすめしたい方法です。
※月刊ランナーズより抜粋
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開催日&会場
大阪会場:5月14日(日)@淀川河川公園
東京会場:5月27日(土)@国立競技場
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短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
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