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兵庫県の上原正嗣さん(36歳)が走り始めたのは5年前。
翌年レースデビューし、間もなくサブフォーが見えてきました。
ところがその後コロナ禍に突入し、思ってもみない困難が・・・。
大学まで野球で鍛えたバリバリの体育会系だったのに、社会人になるや仕事一辺倒で休みには家でゴロゴロ。
上原 正嗣さん(36歳)はそんな生活を変え、プライベートでもがんばる自分を取り戻したくて5年前に走り始めました。
翌2019年2月の高知龍馬マラソンで初フル完走(6時間30分)。
その年11月の神戸マラソンでは4時間30分と大幅記録更新しています。
これならサブフォーは簡単に行ける!と思ったけれど、そうはいきませんでした。
翌年からはコロナ禍でエントリーすれども次々に大会が中止。
介護福祉士として勤める老人介護施設ではクラスターが発生。
自身も感染し、軽い症状だけで完治したものの、後遺症がひどく、関節痛と筋肉痛で1kmも走れない状態に悩まされるようになりました。
それからというもの、キロ7分くらいのゆっくりペースで、少しずつ走る距離を増やしていくことを辛抱強く行いました。
それまではキロ5分で12kmとか比較的速いペースのトレーニングを主としていましたが、「ゆっくり長く」という練習を中心にしたのです。
1時間から2時間、そして最終的に3時間走も行うところまでいきました。
昨年12月、久しぶりに出場した奈良マラソンでは4時間59分。
さらにロング走を着々と進めて臨んだ今年2月の大阪マラソンでは4時間18分と、ベストタイムを更新するところまできました。
それまで26~27kmあたりで失速していたのが、大阪マラソンでは32kmで脚がつるまでイーブンペースを保てたと言います。
「脚がつってからも、3時間走をやったときの感覚がよみがえってきて、最後までもちたこたえることができました」
ロング走の効果を実感した上原さん、5月の「Challenge4」では、ネガティブスプリットで30km以降にペースアップすることを目指しています。
「これから4月末にかけてしっかり距離を踏んで、30km以降に耐えうる脚づくりをしたいと思います」
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兵庫県在住。
ランニング歴5年。
子どもの頃から大学まで野球で鍛えた体育会系。
走り始めた翌年にはレースに出場するようになるも、間もなくコロナ禍に突入。
自身も感染し、コロナ後遺症に悩まされながら、あきらめずに少しずつゆっくりペースで走るようになる。
これをきっかけに徐々に距離を延ばし、それまでやったことのなかったLSDを行うようになる。
これが功を奏したのか、今年の大阪マラソンでは後半の失速がなくなり、4時間18分でベスト記録更新。
5月のChallenge4では、ネガティブスプリットでサブフォーを目指す。
大会当日着用シューズ:アシックスS4
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東京会場:5月27日(土)@国立競技場
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