ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【ぽっこりお腹を凹ます!毎日のちょこっと筋トレ 18】「捻り」で眠っていた股関節周りの筋肉を呼び覚ます!

2022年11月08日

「走っているのに、下っ腹の『ぽっこり』が戻らないのはなぜ?」…ランニングによって減量がうまくいっている人でも、なぜか「現状維持」されてしまいやすいゾーンが下っ腹。本来、有酸素運動によって身体全体の脂肪やウエストと一緒に凹んでいくはずなのに…! その解決法は、下っ腹を刺激する筋肉の使い方にあり。走る前後の5分程度でできる「ちょこっと筋トレ」で、お腹を凹ます筋肉を目覚めさせましょう!


PART18 ラン前に股関節周辺の筋肉をしっかり連動させる「バックツイストランジ」

前回のシリーズ第17回でご紹介した「骨盤ウォーク」と同様、運動する際はもちろん、運動前後にも、股関節周辺の筋肉と腹筋群を徹底的に意識することこそ、腹凹への近道です。

漫然と腹筋運動をしたり、いきなり準備もなく走り出すようなランニングを日々行っていても、せっかくのその運動は腹凹につながらず、使われない筋肉が眠ったままになってしまうかもしれません。筋肉をしっかり意識した動きを取り入れることで、「身体の潜在能力」を引き出しましょう!

今回紹介するのは、ランニングする前に「骨盤ウォーク」とともに行いたいエクササイズ、「バックツイストランジ」です。

日中の仕事などで凝り固まっていた股関節、骨盤周りの筋肉がグーンと伸ばされ、捻りを加えることで股関節周りの柔軟性を改善。さらに、代謝もUP! その後の運動効果をUPさせてくれるエクササイズです。ラン前の習慣に、ぜひ取り入れていきましょう!


◎股関節周辺と腹筋群の連動性を高める!

★「捻り」がポイント! バックツイストランジで骨盤周りの柔軟性アップ

<やり方>
1.両脚を肩幅ほどに開いた直立姿勢をとります。
2.片脚を後ろに大きく引き、逆側の膝を曲げて身体を沈み込ませます。
3.上体を捻る動きを加えます(イラスト右)。
4.また1の直立姿勢に戻ります。
5.左右の脚を入れ替え、逆方向に捻ります(イラスト左)。

※1~5の動きを30~50回繰り返しましょう。

★ポイント
・背筋はまっすぐ伸ばして!
・前側で曲げたほうの膝は、つま先より前に出ないようにしましょう。
・捻りを加えることでランニング時により強く股関節周囲筋を意識することができ、腹筋群を刺激することができます。


イラスト/庄司猛




ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



「ランナーズonline」 一覧に戻る