ランナーズonline

【ぽっこりお腹を凹ます!毎日のちょこっと筋トレ 19】「使える腹筋」にメンテナンス! 腹筋群をストレッチ

2022年11月21日

「走っているのに、下っ腹の『ぽっこり』が戻らないのはなぜ?」…ランニングによって減量がうまくいっている人でも、なぜか「現状維持」されてしまいやすいゾーンが下っ腹。本来、有酸素運動によって身体全体の脂肪やウエストと一緒に凹んでいくはずなのに…! その解決法は、下っ腹を刺激する筋肉の使い方にあり。走る前後の5分程度でできる「ちょこっと筋トレ」で、お腹を凹ます筋肉を目覚めさせましょう!


PART19 ラン後は「マッケンジー体操」で使いやすい腹筋に整える!

「ぽっこり腹」を撃退するために「身体意識を高めること」は、ランニングと同様に継続してこそ意味のあるもの。

前回前々回で紹介した股関節周辺と腹筋群の連動性を意識したランニング前のエクササイズ「骨盤ウォーク」や「バックツイストランジ」を行って効果的にランニングした後に行いたいのが、たっぷり使った筋肉をストレッチすること。

頑張った筋肉のストレッチを行うことは、故障しにくい身体づくり、効率的な運動性アップにつながります。トレーニングだけ行って「達成感あり!」で終わるのではなく、ストレッチまで欠かさず行って1セットと心得て。トレーニングした日の夜には、ストレッチをくつろぎの時間や寝る前の習慣にしましょう。

今回紹介するのは腹筋群をよく伸ばす「マッケンジー体操」。筋疲労のリセットを効果的に行うことができます。


◎深呼吸してよ~く伸ばす!

★腹筋を使いやすい身体に!「マッケンジー体操」

<やり方>
1.うつ伏せになり、指先を外側に向けて両手を床に着き、ひじを突っ張ります。
2.腰背部は緊張させずに上体を反らし、そのままの姿勢で深呼吸を10回繰り返します。

★ポイント
・突っ張った両腕以外は脱力するように心がけて。
・目線はまっすぐ前向きで。
・腰に痛みや違和感を感じる人は、反る角度を浅めにしてみましょう。


イラスト/庄司猛




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ6月号 4月22日発売!


練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」

1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。


春から実践! 速くなるダイエット×15

タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!

【特別インタビュー2本立て】

早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る