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太りやすくなる40代以降のランナーでも、減量して目標達成している人たちは、どんな工夫をしているのでしょうか?
炭水化物カットを乗り越えられたのは「甘酒」のおかげ
10年前に走り始めたときの体重は約70kg。
減量するたびにタイムが縮まるので、どんどんのめり込み、ようやくサブスリーが見えてきた時期、5カ月間ほど、炭水化物抜きをしたことがありました。
このときは、空腹を抑えるために、麹でできた糖分の少ない甘酒を飲んで乗り越えました。
現在の体重は62kg。あと2kg痩せて2時間50分切を目指します。(男性・48歳)
自宅にお菓子コーナーを設置し食欲をコントロール
6~7年前、3時間10分まで記録が伸びたものの、その後頭打ちに。
これがきっかけで、食生活に歯止めがかからなくなり太り始めました。
特に甘いものが好きで、コンビニで菓子類を買っては食べていました。
見かねた妻がリビングにお菓子コーナーをつくり、妻の厳しい管理のもと、カロリーの調整ができるようになりました。
時折、夜中におせんべいを食べたくなりますが、我慢にも慣れました。(男性・49歳)
こってりラーメンを週1回にしてサブ3.5を達成!
40歳のとき、糖尿病の警告を受けたのが走り始めたきっかけです。
こってり系のラーメンが好きで週に3,4回、スープまで飲み、加えてチャーハンまで食べていました。
ラーメンを週1回にして、サラダを食べる機会を増やし、1日3本飲んでいた砂糖入りの缶入りコーヒーもやめ、月間200km走りました。
体重は67kgから62kgに減り、サブ3.5を達成! 糖尿病にならなくて本当によかったです。(男性・42歳)
10ヵ月で17kg減量! 成功のカギは指導を受けたこと
7年前、痩せる目的もありランニングを始めたとき、遠回りをしたくなかったので、ランニングクラブに入って指導を受けるようになりました。
月間100km走るところから始めて10カ月かけて距離を延ばし、出場した湘南国際マラソンでは3時間12分54秒を出しました。
当初75kgあった体重は58kgまで落ち、ウエストも10cm減。友人たちには病気なのでは? と心配されましたが、目標を明確にして指導を受けたことが成功につながったと思います。(男性・42歳)
※月刊ランナーズより抜粋
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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
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早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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