ランナーズonline

【スピード走に挑戦! 01】こんなにある! ジョグより速いペースの効果

2021年11月05日

インターバルのようなスピード練習は上級者のもの。自分はいつでも同じペースのジョグで十分。
そう思っている人も少なくないかもしれません。
しかし、ジョグよりも少し速いスピードのランニングを取り入れることで大きな可能性が出てきます。
1kmだけ、スピードを上げて爽快感を味わいながら、定期的に疾走してみませんか?
続けることで、あなたの身体にこんな変化が表れてくるはずです。


●自分の身体と向き合える
いつものペースより速いからこそ気づかされる身体の反応があります。
そして、毎回タイムを記録することで、自分の体調や成長度合いがわかるようになります。

●スタミナ向上
呼吸がゼィゼィハァハァと!心肺機能に刺激が入りランニング中に脂肪をエネルギーとして使えるようになります。
その結果、レース後半に体力が温存できるようになっていきます。

●ペース感覚養成
続けるうちに「今日はキロ〇分〇秒くらいで走ろう」というように、タイムを意識しながら行うと、ペース感覚が身に付き、レース時のオーバーペースを防ぐことができます。

●フォーム改善
スピードアップはしても、全力疾走では途中でバテます。ペースをコントロールしながらスピードを上げることで、ラクに推進力を得られる「効率的なランニングフォーム」が身に付くようになります。

●筋力向上
1km疾走を行う、800m以降で脚が張ってくるのがわかると思います。ジョグでは使えなかった、動員される筋量が増えることで、脚筋力が向上します。
これを定期的に行っておくことで「フルマラソン30km以降に脚が動かない…」という状態を防ぐことにもつながります。


次回は、1km疾走(いつものジョグより速いスピード走)の実戦編をご紹介します。

※月刊『ランナーズ』より抜粋



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る