5月22日にランナーズ7月号が発売されます。7月号といえば、別冊付録「全日本マラソンランキング」。今年は本誌・付録連動企画「寝ても覚めても全日本マラソンランキング」として、各年代の注目ランナーを取材し、14ページにわたって特集を掲載します。
その冒頭を飾るのが、和歌山県有田市在住、91歳の1位の上野山馨さん。
上野山さんは2016年の神戸マラソンを6時間34分36秒で完走されています。毎日午前2時から3時間走を行っており、帰宅後は両脚に1.5kgの重りをつけ、もも上げを左右それぞれ6000回。レース時期にはなんと、3万回。これには恐れ入りました。
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神戸マラソン後に大会事務局から年代別1位の表彰を受けた
2017年の大会は「招待選手」として出場する |
そこで次号のランナーズ8月号では、老若男女のランナーにおける「筋力トレーニング」の必要性について考えてみます。トレーナーの梅原望さんによると、筋トレには「筋出力」と「筋持久力」の2つを高める目的があるといいます。
パフォーマンスを高めたい。後半の失速を極力防ぎたい。ケガなく走り続けたい。
どれも我々ランナー共通の願いですが、少しでもその必要性を分かりやすく、また取り組みやすい誌面づくりを心掛けていきます。下記7月号の特集はもちろん、少し気の早い話ですが、6月22日発売予定のランナーズ8月号もお楽しみに!
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みかんの特産地である有田市。定年後に先代から受け継いだ「みかん農家」を始めた上野山さん。日頃の畑仕事、収穫作業も筋トレ(基礎体力強化)の一環となっている(袋の中身は10kg・合わせた箱の中は30kg!)
特集「寝ても覚めても全日本マラソンランキング」コンテンツ
1. 最年長91歳の部1位 上野山馨さん(和歌山県)
「モットーは丈夫で長生き、健康一番。午前2時からの3時間走が日課」
2.80歳の部1位 小口親司さん(長野県)
「親子逆転の師弟関係で同時ランクイン。コーチは息子の秀哉さん(53歳の部5位)」
3.62歳の部1位 阪本茂樹さん(群馬県)
「62歳で初サブスリー」の理由を分析
4.
長年のライバル①
78歳の部1位 中橋富雄さん(奈良県)
79歳の部1位 間瀬康裕さん(大阪府)
長年のライバル②
45歳の部1位 田尻貴雄さん(大阪府)
45歳の部14位 千代岡克典さん(大阪府)
5.46歳の部1位 松本恭子さん(千葉県)
「1日3回の筋トレを行う多忙ママさんランナー」
6.52歳の部2位 久保田文さん(沖縄県)
「南十字星を見ながら、周囲9kmの竹富島で月間400km」
7.79歳の部1位 東嘉子さん(和歌山県)
「肩の腱が断裂した2週間後にフルマラソン完走」
8.69歳の部34位 新里泰邦さん(岡山県)
「13年連続ランクイン」
(ランナーズ編集部 車谷)
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ランナーズ5月号 3月22日発売!
万国共通「走る力は生きる力」
3月2日に開催された東京マラソンは約3万7000人が出走し、海外からの参加者は約1万7000人。2月24日の大阪マラソンには約3万2000人が参加し、海外からのエントリーは約6000人。世界各国のランナーにあなたにとっての「走る力は生きる力」をインタビューしてわかったことは、言葉や文化が異なっても、ランニングを通じて前向きな人生を切り開いていることは万国共通、ということでした。
40年連続サブスリー達成者に川内優輝がインタビュー
今年2月の別府大分マラソンを2時間59分27秒でフィニッシュし、40年連続サブスリーを達成した日吉一郎さん(当時59歳)に、マラソン2時間20分以内で100回以上走破し、ギネス記録保持者である川内優輝選手がインタビュー。「なぜこれほど長い間継続できたのか」を聞きました。
世界のレジェンドたちに聞いた!
加齢に打ち克つ究極の「My Training」
年齢を重ねても走り続けるレジェンドランナーたちはどのようにして衰えを克服し、マラソンで高いパフォーマンスを維持しているのでしょうか。今号に登場するレジェンドたちの「マイトレーニング」を紹介します。
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