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現存する世界最古の旅行会社社長はサロマ湖100km 4度完走
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日本旅行代表取締役社長の吉田圭吾さん(59歳) |
月刊ランナーズで好評連載中の「トップランナーのビジネス×ランニング」。企業の経営者や組織のトップに立つ人にランニング実践者は多く、そんな “トップランナー” にとって走ることはビジネスにどんな影響を与えているのかをインタビューする連載です。発売中の4月号に登場するのは、昨年創業120周年を迎えた株式会社日本旅行代表取締役社長の吉田圭吾さん(59歳)です。フルマラソンは3時間30分の記録を持ち、2015年からウルトラマラソンにも挑戦。その魅力、そしてウルトラでの挫折から学んだことを語っています。
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――2025年で創業120周年を迎えられました。
「当社は1905年創業の日本で最も歴史ある旅行会社です。世界では英国のトーマス・クックが最古でしたが、解散したので、現存する世界最古の旅行会社でもあります」
――昨秋には、宇宙旅行という夢のある事業を発表されました。
「2030年代からは有人宇宙旅行を、当社が第一人者として手掛けようと思っています。まずは10人以下の乗り物で、宇宙空間を経由して目的地に着くという形態です。例えば、東京からニューヨークまでなら、1時間ぐらいで着きます」
――速い! 飛行機のような移動手段というわけですね。
「P2P(Point to Point)間輸送といって、宇宙空間を経由して地球上の2地点を超高速で結ぶ輸送です。それが30年代に実現して軌道に乗ったら、50人規模の機体で、宇宙ステーションに滞在して世界1周をして戻ってくるようにしたい。今年には2030年代に始まる有人宇宙旅行の優先予約の受け付けを始めます。ロケットに乗るだけではなく、製造工場の見学や宇宙食を食べる体験、ロケット発射見学ツアーも含まれ、全てセットで最初は1億円ほど、将来的にはもう少し手頃な1000万円以下で販売できればと思っています」
――2012年ごろからランニングを始められ、フルマラソンでは3時間30分の記録をお持ちです。どんな練習に取り組まれたのでしょうか。
「LT走、インターバル、30km走もやりました。神奈川県のヤビツ峠まで行って、峠走もやりました。一度、ヤビツ峠を走っている途中に、暑くて熱中症のような状態になり、途中の川に入って、身体を冷やして帰ってきたこともあります。月間200kmほど走りながら、サブ3.5を目指したのですが、結局切れませんでした(自己ベストは2017年湘南国際の3時間30分37秒)」
――2015年に初めてサロマ湖100kmウルトラマラソンを完走され、チャレンジ富士五湖、野辺山高原なども走られています。フルとはまた異なるウルトラの魅力を感じたのでしょうか。
「フルは自身の記録を狙うこと、自分の走りにフォーカスする人が多いと思いますが、ウルトラは出場しているランナーが『皆で一緒に完走しよう』という雰囲気があります。ウルトラのレースでは選手全員が連帯感を持ちながら走っている気がするんです。それが魅力に感じました」
――これまでサロマ湖100kmは4度完走されています。
「コロナ後、2023年のサロマ湖100kmで、初めてレースでリタイアしました。55kmで(収容)バスに乗ってしまって、ものすごく後悔しました。乗る前にはもう走れないと思っていたのに、バスの中で体力が回復して。大きな挫折でした」
――挫折から得たことは。
「『途中で諦めたらあかん』ということ。一瞬の楽を求めたら、後々ダメになる。仕事での失敗はたくさんありますが、サロマ湖のリタイアは失敗ではなく、明らかな挫折です。次のエイドまで頑張ろうと走り続けていたら、最後まで行けたかもしれません。だけど、あの時は腕がしびれてきて、重大な病気かもしれない、などと思い、それを理由にバスに乗ってしまった。自分で理由を作ってしまったわけです。つまり、挫折には意思が入っている。制限時間で止められるなら仕方ないですが、自分から降りるのは、絶対ダメだということをそこで学びました。それから、自分からやめるのは、仕事でもレースでも絶対しまいと決めました」
――最後に、今後のランニングでの目標を。
「サロマ湖100kmを、もう1回完走したいですね」
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発売中のランナーズ4月号ではインタビューの全文を掲載しています。
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