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1歳刻みランキング二冠の82歳女性ランナー「心臓にペースメーカーを入れてからも自分のペースで走ってます」
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24年度の1歳刻みランキングでフルマラソン1位5時間15分7秒・ハーフマラソン1位2時間27分41秒(女性81歳)の齋藤さん(写真/小野口健太) |
ランナーズで連載中の、活躍するシニアランナーを紹介する「走って輝く人生100年時代」。今回は、24年度の1歳刻みランキングでフルマラソン・ハーフマラソン1位の二冠(女性81歳)を達成した齋藤稜子さんの記事を一部編集して紹介します。齋藤さんは67歳で心臓にペースメーカーを入れてからもランニングを続けています。
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――過去にペースメーカーの手術をされたと聞きました。
走っているときに急に力が入らなくなる症状が出てしまって、その場で座り込むことが度々あったんです。検査をして2010年に心臓の手術をしました。46歳のときに慢性炎症性疾患の膠原病が判明したことも関連していると思います。急に走るペースを上げると心臓に負担がかかるので、その日の体調に合ったペースを身体と相談しながら決めて練習しています。
――いまのトレーニング内容を教えてください。
7時に起床して洗濯、食事、雑務が終わると鶴見川の河川敷に走りにいきます(週3回程度)。そのほかの日は階段トレーニングで、近所の187段の階段を歩いて4〜5往復しています。また水泳は週3〜4回プールでバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形の個人メドレーをやります。背泳ぎがいちばん得意です。
――ランニングを始める前は登山に夢中だったそうですね。
50代後半から始めて、いまも4〜10月のシーズンは月に2回ほど登っています。日本の名だたる山はほとんど踏破して富士山よりも高い山を登りたいと思い、64歳のときにアフリカのキリマンジャロ(5895m)に登りました。登れたときは感動しましたね。山で培った足腰が走るのにも生きているのかもしれません。
――ランニングを始めたキッカケを教えてください。
60歳のときに友人から誘われたホノルルマラソン(2003年)がキッカケです。一度は断ったのですが、周りの人から「齋藤さんは登山をしているから足腰も強い。ホノルルは制限時間もないですよ」と勧められて出場を決めました。ほとんど練習をせず、当日は6時間半ほどで完走しました。フィニッシュしたときはうれしくて涙があふれて、登山とは違う達成感を味わい、それから走ることが生活の一部になりました。
――マラソンではワールドマラソンメジャーズ6大会を完走されていますね。
これまでフルマラソンは45レースほど出場していますが、半分は海外の大会です。2013〜17年の間で東京(4時間48分)、ボストン(4時間39分)、シカゴ(4時間34分)、ロンドン(4時間33分)、ニューヨーク・シティ(4時間46分)、ベルリン(4時間53分)を走りました。昨年の10月はメジャーズ候補のケープタウンにエントリーしていましたが、当日中止になってしまいました。
――これからもレースに出続けますか?
いくつになっても制限時間内で走れる限り、レースに出続けたいと考えています。パソコンでRUNNETの大会情報を見ては「次はどの大会に出ようかな」と考えるときが至福の時間です。
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ランナーズ3月号では、齋藤さんの詳細なインタビューを紹介しています。ぜひご覧ください。
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