本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

ニュース・記事

ランナーズonline

「陸上界に新しい道を切り拓く」新生実業団チームGMの描く未来図

2025年6月10日

高木さんはプロモーションをはじめマネジメント業務全般を担当する(写真/EKIDEN NEWS)

高木さんはプロモーションをはじめマネジメント業務全般を担当する(写真/EKIDEN NEWS)


ランニング界を支える人々を紹介する連載「ランニングで生きていく」。発売中の7月号に登場するのは、2023年に発足したMABPマーヴェリックゼネラルマネージャーの高木聖也さん(32歳)です。

かつて青山学院大学陸上競技部長距離ブロックの主務としてチームを支えた高木さんが、監督兼プレイングマネージャーの神野大地選手とともに骨格を築いてきたこのチームは、「陸上界に新しい道を切り拓く」というミッションを掲げています。ここでは、記事を一部編集してご紹介します。


********


高木さんは「実業団チームは構造的にこのままでいいのでしょうか」と問題提起する。「実業団チームは企業に完全に依存している。選手は競技だけにフォーカスすればいいので恵まれているけれど、本業の業績しだいで休廃部の恐れがある」。近年はエスビー食品、日清食品グループ、ホクレン、DeNAなどの例がある。

その現状を踏まえて、「サッカーのJリーグやバスケットボールのBリーグのようにチームが法人格を持って自走していくのが理想だと思う」と話す。

将来の独立採算を目指すからこそ、チームに専任の営業担当を4月より2人採用。まだチームの価値を表す戦績がほぼ白紙の状態ではあるが、パートナー企業を募る営業を始めている。堀尾謙介(中央大出)、鬼塚翔太(東海大出)ら10人の選手(MABPの社員)には練習以外の時間に、業務としてランニング教室のプログラムや高木さんが重視するYouTubeのコンテンツの企画、SNS発信に取り組ませている。いずれはスポンサー営業に同席してもらう。


大手銀行を退社、神野選手と会社設立

高木さんは大学卒業後、大手銀行で法人向け融資を担当した。だが、青学大の後輩である神野選手の「プロになるのでサポートしてほしい」という依頼を受け、社会人4年目に退職した。

神野選手のマネジメント会社としてNew Effortを設立。市民ランナー向けのRETO RUNNING CLUBの運営、ランソックス、タオルなどの企画・販売も手掛けてきた。そして、実業団チームのGMへ―――と人生は大きく動いた。

故障に苦しんだ青学大では2年で競技を断念したものの、いまは市民ランナーとして走っている。フルマラソンのベストは24年とくしまマラソンで出した2時間28分47秒。同年の信越五岳110kmでは3位に入賞した。

マーヴェリックのGMとしては、まだスタートラインに立ったところだ。構想は手近なものから夢のようなものまである。

Jリーグのアカデミーのような選手の育成組織をつくりたい。
パートナー企業とのコラボで地域貢献活動をしたい。
ランニングを生かして街を健康にしたい。
誰でも利用できる競技場をつくりたい。

「市民ランナーにどの駅伝チームを応援していますかと聞いたら、実業団ではなく青学とか駒沢とか大学の名前が挙がるでしょう。マーヴェリックだよと言われるようにしたいんです」。新しい道を切り拓いていく熱意に満ちている。


********


発売中のランナーズ7月号では、MABPマーヴェリックの報酬制度や選手のセカンドキャリアについてなど全文を掲載しています。ぜひご覧ください。



※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ10月号 8月21日発売!


「走りたい」気持ちを駆り立てる厚底シューズ
ショップ店員が勧める注目の14足

「マラソン2時間切り」を掲げて2017年にナイキが初めて発売した厚底カーボンシューズは近年、速いランナーだけの “特別な存在” ではなくなってきています。本特集では幅広いランナーに厚底カーボンを勧める識者や愛用するランナーの声を紹介するとともに、ショップ店員が勧める注目厚底カーボンシューズ×14を掲載します。

本気で燃え尽きれば50代サブ3.5は必ずできる!

「本気で取り組めば、50代サブ3.5はかなりの確率で可能」。本企画では、一人のランナーの実話を通して50歳を超えてから初のサブ3.5をするためのヒントを紹介します。あわせて、「50代に必須の筋トレ」「スピード走&レース出場」など、走力を向上させたい50代ランナーにお勧めのトレーニングを本誌50年分から厳選して紹介します。

ランニング界に “元気” をもたらす
「走るZ世代」増加中!

いま、若者たちの間でランニングが新しいカルチャーになりつつあります。スマートフォンやSNSとともに育ち、青春時代にコロナ禍による活動制限も経験した世代。彼らはなぜ走り始めたのか。そしてランニングに何を求めているのか。データと現場取材を通して「走るZ世代」のリアルに迫ります。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ