本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

トピックス

ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

富士登山競走の大会記録保持者からアドバイス「厚底シューズはNG!?」「日焼け対策を万全に!」

2024年7月05日


7月26日開催の富士登山競走に向けて、大会記録保持者の宮原徹さん(滝ヶ原駐屯地陸上部)が、当日役立つ対策やシューズについてアドバイスします。


********


富士登山競走の本番は、前かがみの姿勢で長時間斜度のきつい上り坂を進み続けることになるため、筋肉痛になるぐらい背中が痛くなります。私は背中を保護するために腰から背中に、上に向けてテーピングを2本貼っていました。

日焼け対策も重要です。コース上は影となる遮蔽物がない箇所もあり、当日の天候が良ければ長時間強烈な日差しに晒される可能性があります。私が初めて出場した際には、全く日焼け対策をしていなかったら、翌日に発熱してしまいました。

最後にシューズについてです。最近はカーボンプレート入りの厚底シューズをはく人も多いようですが、富士登山競走には向いていないと思います。結局歩くことが多くなるので、厚底をはいても反発を活かせないと思うのです。なので個人的にはソールが薄めの、カーボンの入っていないシューズがいいと思っています。


宮原さんは富士登山駅伝7連覇中の滝ヶ原駐屯地陸上部のエースでもあり、日本を代表する上りのスペシャリスト(写真左)

宮原さんは富士登山駅伝7連覇中の滝ヶ原駐屯地陸上部のエースでもあり、日本を代表する上りのスペシャリスト(写真左)


********


発売中のランナーズ8月号では本番前の事前トレーニング方法やレース当日のコース戦略についても詳細に語っています。ぜひご覧ください。



ランナーズ10月号 8月21日発売!


本気になれば達成できる!?
徹底分析・マラソン「サブ3.5」

2023年度のフルマラソン完走者で3時間30分切り(サブ3.5)を達成したのは上位12.2%、つまり約8人に1人。大会によっては「アスリート枠エントリー」が可能となる、「アスリートの世界」に足を踏み入れる記録と言ってもよいかもしれません。
本特集では各種データや専門家の考察など「フルマラソンサブ3.5」を様々な角度から分析しました。

46歳で2時間23分のブラインドランナーが推奨
加齢に克つ「しゃがむストレッチ」

全盲ながら昨年度の全日本マラソンランキング46歳1位(2時間23分24秒)で、パリパラリンピック日本代表(5000m・マラソン)の和田伸也さん(47歳)が40代中盤になっても自己ベストを更新し続ける一因が「しゃがむストレッチ」。
まずは自身がどれだけしゃがめているか、「しゃがみ力診断」でチェックしてみてください。

第77回富士登山競走
日本一の頂へ挑んだ50~60代ランナーたち

7月26日に山梨県で「第77回富士登山競走」が開催されました。高低差約3000mを駆け上がる「山頂コース」には1661人が参加。制限時間内に完走したのは678人、そのうち50歳以上は227人(完走者全体の33.5%)、60歳以上は19人(同2.8%)でした。忍耐力はもちろん、高い筋力が求められる同大会にどのように挑んでいるのか、完走者を取材しました。



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ