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ランナーの悩みにランナーが回答するQ&Aコミュニティ「ランナーの知恵袋」。この中でアクセスの多かった人気項目をダイジェストでご紹介します!
【悩み解決!】サブ4に必要な走力とトレーニングについて
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ランニング歴4ヵ月の初心者です。この3ヵ月間、月間200km走り、サブ4を目指して初フルマラソンに臨みましたが、25km地点で脚が止まってしまい、結果は4時間28分でした。あらためて30km走をキロ5分40秒ペース(フルマラソンをイーブンペースでぎりぎり4時間で走れるペース)で走ってみたときには、息は苦しくないにせよ、やはり脚がかなりパンパンで、さらに12.2kmこのペースを維持して走りきれるとは思えませんでした。初めてサブ4を達成するレベルでも、30km時点でかなり脚に余裕があるものでしょうか。それとも、かなり疲労があっても気持ちで走りきるという感じなのでしょうか? 来月末にもう1度フルに挑戦するつもりですが、私は目指せるレベルなのか、どういう練習を積むべきか教えてください。(やす・男性・42歳・走歴4ヵ月 ハーフ1時間48分、30km走は通常キロ5分30秒ペース) |
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ハーフが1時間48分、30km走をキロ5分30秒ペースで走れるならサブ4の力はあると思います。月200kmなら練習も十分です。 |
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考えられるのは疲労ですので、休養の種類や頻度をどの程度プログラムしているのかが重要です。走力はあっても疲労困憊ならば目標は達成しないでしょう。また、ストレッチやマッサージなどのケアも重要です。 |
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筋トレ(背筋・腹筋・大殿筋)などの筋肉が弱いのかな?と思います。練習メニューに5~6時間くらいの旅ラン、トレランなどを組み入れてみてはいかがでしょう? |
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やすさんが25km時点で失速した原因として、もしかすると「ペース」があるかもしれません。よくいわれる「30kmの壁」ですが、これはほとんどすべての人に30~40kmの間で訪れるツラさだと考えています。 |
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質問にあった30km地点での状態ですが、「もうダメ」から「ラクラク」までその時次第です。それでもサブ4ぎりぎり保つのは、そうなってもいい貯金と、最初の5kmをゆっくり入っているからです。ウォーミングアップとして最初の5kmをゆっくり入ると30kmのバテが5km先送りできますよ。おすすめはスピードアップ練習です。45~48分/10kmが有効。 |
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私の場合、初サブ4達成時は38kmぐらいまでは余裕がありました。そこから突然余裕がなくなり、地獄って感じでした。ただ、よく言われる30kmからが勝負というのは「絶対」ではなく、自分の体調次第で20kmからきつかったり完走後まできつくなかったりします。マラソンはマニュアルどおりにはいきません。 |
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私も走歴1年でサブ4達成しました。感覚としては33kmから脚が動かなくなり、36km以降はまっすぐ走るのが困難なぐらい脚が重かったです。37kmでは止まりそうになりましたが、一度大きくペースダウンする(キロ6分20秒前後にペースを数十秒間だけ落とす)と、少しラクになりました。もうダメだと思ってあきらめるのではなく、思い切りペースを落としてでも走り続ければまた浮上してくるので、走り続けてみてください。歩いてしまうと、もう一度走れてなかったと思います。ゴールのあとはまっすぐ立っていられなかったぐらいでした。 |
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ちなみにサブ4の私としての目安は |
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私が初フルの際はぎりぎりサブ4達成しましたが、まさに30kmから脚が止まりました。 |
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フルマラソンのサブフォー達成のキーワードとしては「余裕度」があると思います。30kmを過ぎた時点で余裕度がどれだけあるかで、残りの12kmのパフォーマンスが決まります。余裕度=器の大きさ と思ってみてください。日々の練習でどれだけ器を大きくしてこられたか、これで本番のパフォーマンスは8~9割決まってしまうと思っています。 |
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サブ4を狙えるペースだったはずが、30kmから待っていた想定外のダメージにまだ無謀な目標だったのか?と不安になった質問者やすさん。30km地点での状況や、残り12.2kmのレースをコントロールする方法について、実感のこもったアドバイスが多数寄せられました。印象的だったのは「身体に覚えさせる」という表現が多かったこと。練習は嘘をつかない、ですね!
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